今の日本人の生活を考えてみると、どうも不合理な生き方をしているように思えてなりません。昔の人々は、食事だけでなく生活においても自然の循環を活かしたものでした。食事一つ考えても実に自然のやり方でした。
畑や水田のあぜ道に大豆をまいとくと、自然と芽が出て、大豆ができます。大豆と稲は必要な栄養分が違うので、あぜ道でもよく育ちます。収穫すると食料だけでなく、味噌や醤油の原料になり、これが天然の乳酸菌が取れ、煮豆にすれば植物性たんぱく質が取れます。このように昔の人たちは自然循環の中から多くの栄養を摂取していました。
それが戦後、GHQによって大きく変えられ、油、小麦、乳製品、肉類、砂糖などを大量に摂るようになってしまいました。
参考資料:国を癒す医師