このところの気象の変化よって、頭痛で悩まされている人が増加しています。その理由は天気や気圧の変化によって自律神経が乱れ、痛みにも関係している交感神経が活発になりすぎ、痛みの神経を刺激するからです。
気圧が高くなると血管が収縮し、気温の変化と同様に気圧の急激な変化に体調がついていけなくなり、頭痛が起こりやすくなるのです。それと頭部は、いつも外気に晒されているので特に気温の変化の影響を受けた部分でもあります。
頭痛には3つのタイプあり、片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛があります。日本人の3人に1人が悩んでいるといわれています。
片頭痛は、頭の片側や両側がズキズキガンガン、吐き気を伴うような頭痛が一定の期間を置いて切り返し起こります。緊張型頭痛は、肩や首筋のしこりとともに、頭が締め付けられるような痛みがあります。群発頭痛は、激し痛みが片側の目の奥に起こります。目の奥をえぐられるような激しい痛みがあります。