即決の医療 | 中島旻保の大人の絵日記

中島旻保の大人の絵日記

医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

19世紀末から始まった西洋医療の台頭は、リウマチの治療薬としてアスピリン(消炎鎮通剤)が開発されたことに始まったといわれています。

 

痛みや炎症を抑える薬として使われました。即効性があることに目がくらみ、医学の進む道を間違えてしまいました。

 

 

江戸時代の名医・後藤昆山は治っていく過程を「瞑眩」と呼び経験的治療を重要視し、血流を改善し、身体全体のバランスを整えることが治療の根本だとしました。

 

しかし、アスピリンの成功に味を占めた西洋医学は、今ある苦痛を取り去ることだけを目的として、次々に新しい化学合成薬を作ってきました。

 

治ろうとする力の存在を無視して、対症療法ですべてを解決しようとすれば自ずと薬漬け医療になってきても不思議ではありません。

 

 

参考資料:人間は治るようにできている