2月28日発行の米紙自動車メーカー番付によると、ホンダが総合首位になったほか、アジアの自動車メーカー数社が新車に関する調査で高い評価を得た。
審査には、路上パフォーマンス、信頼性、それに燃費など様々な要素が考慮されている。
ホンダの総合得点は74点で、スバル、トヨタ、スウェーデンのボルボがこれに続いた。またフォード、韓国の現代自動車、マツダ、日産、ドイツのフォルクスワーゲン、メルセデスがトップ10入りを果たした。
通常だと世界のトップはトヨタといわれるはずだが、過去1年のリコールや品質に関わる問題に苦しんだためトヨタは10位以内には入っているが1位にはなれなかった。やはりホンダのサブコンパクトカーであるフィットが小型部門で高い評価を得た。
日本車が10位以内に入っていることは力強い。アメリカのゼネラル・モーターズが13社中12位、クライスラーが13位という。かろうじてフォードが10位以内に入っているが、そのほとんどが日本車である。
やはり日本車はコンパクトで性能が良くガソリン消費が少ないということが大きな勝因ではないだろうか。BMWとかダイムラー傘下のメルセデス・ベンツといった欧州の車は当然食い込むと思ったが、信頼性の評価が良くなかったようだ。
快適性や全体的な乗り心地ではやはり欧州車は強い。しかしアメリカの経済状況を考えると乗り心地よりもいかに燃費が良く信頼性があるかといった点を優先して重要視するのは当然だと思う。
参考資料:goo news より
Dr.中島の四方山日記(1141)
