映画「ヒポクラテスの盲点」、ご覧になりましたか?
この映画はワクチン接種後に臨床現場で何が起きたのかを採りあげたドキュメンタリーです。
ワクチンを接種した人にこそ観て頂きたい。
お近くの映画館でも上映しているところがあるはず。
皆さんが観に行って頂かなければ上映が終了してしまいます![]()
どうかよろしくお願い致します![]()
この映画を製作したのは大西隼監督。
監督自身がワクチン接種者です。
大西監督のインタビュー記事が掲載されていましたのご紹介。
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「反ワクチンというレッテル貼りは思考停止に等しい」新型コロナを総括できない日本社会の行く末
ドキュメンタリー映画『ヒポクラテスの盲点』大西隼監督インタビュー【後編】
現代ビジネス編集部
コロナワクチンによる後遺症や健康被害が多く報告されていながらも、マスメディアではほぼ報じられていない。
そのため、国民の多くがこの問題について、いまだに気づいていない現状がある。
患者や遺族自身が自治体を通して申請する「予防接種健康被害救済制度」(相当の因果関係があると認められた場合、医療費・障害年金・遺族給付を行う制度)によると、2025年9月11日時点で、申請総数1万4189件、認定9290件、死亡認定1035名。
他のすべてのワクチンの死亡認定が163名(1977年以降)なので、いかに突出している数字であることがわかる。
それらの隠された闇に光を当てたのが、ドキュメンタリー映画『ヒポクラテスの盲点』だ。
前編記事『「何としてでもコロナワクチン後遺症の実態を記録したかった」東大博士の映画監督が語る“立ち止まる勇気”』に引き続き、監督の大西隼氏にインタビューした。
タイトルに秘められた思い
ヒポクラテスとは、医師の倫理・義務を定めた「ヒポクラテスの誓い」で有名な古代ギリシャの医師のこと。
監督の大西隼氏は、その原則の一つである「害をなすなかれ」(患者の利益を最優先し、有害となり得る治療法を避けるべきという医療倫理の根幹)に着目した。
タイトルは、「コロナワクチンはこの原則に反する可能性があるのではないか」という問いを投げかけている。
また、本作ではコロナワクチン接種を推奨した政治やメディアに対する責任追及に終始するのではなく、科学者や医師などの専門家に加えて、コロナワクチン後遺症に苦しむ被害者たちのリアルな声に焦点をあてている。
コロナワクチンを推奨する立場だった専門家にも取材を試みたが、出演に応じたのはごく一部だったと、大西氏は語る。
「反ワク」というレッテルの罠
「政治家やメディアに取材しなかったのは、まずは最大の当事者である被害者の方々に向き合う医師たちを通して、現実を見つめたかったからです。
そして、当初コロナワクチンを推奨してきた立場の専門家の中で、今回唯一取材に応じてくれた長崎大学の森内浩幸先生にはとても感謝しています。
森内先生は『コロナワクチンについては賛成か反対か、単純に言い切れるような話ではない』と何度もおっしゃっていました。その考え方には本当に敬意を表しますし、この映画で伝えたかったことの一つです」(大西氏、以下同)
大西氏は、コロナワクチン接種について慎重に考えることに「反ワクチン」というレッテルを貼られてしまう日本社会に対して、こう疑問を呈する。
「“反ワクチン”という言葉の使われ方は本当に危険。多くの人はそうではありません。ただ、正当な疑問を持っているだけです。疑問を持つだけで『陰謀論だ』とレッテルを貼られる社会に底知れない問題があると思っています」
また、本作に出演している上島有加里氏(薬剤疫学者、東京理科大学薬学部客員研究員)が語ったというフレーズ——「誰が言っているかではなく、何を言っているのかを考えてほしい」。
大西氏は、「この言葉を実行するのはとても難しいことですが、本当に大事なことです」と語る。
「たとえば、有名インフルエンサーが『ワクチンを接種しない奴はバカ』と発言したとして、『なぜそう言えるのか』『何を根拠に言っているのか』と、多くの人が冷静になって考えれば、そのような意見は容易に拡散しないはずです。
何よりも、コロナワクチンの善悪を単純化して議論するよりも、数えきれないほど多くの後遺症で苦しまれている患者の方々や、亡くなった方々に向き合うことが、この問題における最優先事項だと思います」
日本は間違いを認められない文化
大西氏は、映画制作を通じて、日本の「空気の文化」と向き合った。
アメリカでは、日本の厚生労働省の一機関にあたる疾病対策センター(CDC)元所長のロバート・R・レッドフィールド氏が、2024年7月11日に開かれた連邦上院議会の公聴会で「コロナワクチン接種開始時点で、もっと透明性のある情報を多くの人に伝えるべきだった」と発言している
一方の日本では、過去の判断を振り返ることすら難しい。
「欧米では過去の判断を検証する文化があるように感じます。過ちは過ちとして社会で受け入れる。しかし、日本では過ちが人物全体の評価に結びつけられやすいため、一つ一つの判断を検証されづらい。
コロナワクチン後遺症以外にも『PCR検査は正確に感染を検出できていたのか』『緊急事態宣言は本当に必要だったのか』『アクリル板やマスクに感染予防効果はあったのか」など、検証しなければいけない問題は山積しています」
映画という名の「グリーフケア(喪失への支援)」
『ヒポクラテスの盲点』は、SNSやメディアで大々的に取り上げられたわけではない。
それでも、観客動員は口コミを中心にじわじわと増え続け、連日満員を記録する劇場もあるとという。
「観客の中には、ご家族や友人がワクチンの健康被害を受けた方も多い。上映後、サイン会をすると、『コロナワクチン被害の問題に光を当ててくれて、ありがとう』と声をかけてくださる方が本当に多いです。
なぜお礼を言ってくださるのかというと、その方ご自身、あるいはご家族、親族、友人が何らかの被害を受けているから。行き場のない悲しみや憤り、喪失感を抱えていらっしゃるからです。あらためて、当事者が多い映画なのだと思っています」
大西氏がこの映画を通じて伝えたかったのは、コロナワクチン接種に関する意見の是非ではなく、「一度立ち止まって、自分の頭で考えること」そのものの大切さだ。
「本当にこのワクチンは大丈夫なのか、と疑問を持つのは正しいこと。専門家でも意見が割れる問題を一般の人が議論するのは難しい。それでも、自分の身体のことを本当に考えられるのは、自分しかいません」
「誰が言っているかではなく、何を言っているか」。
そして、“考えること”をやめないこと。
そのメッセージは、パンデミック後の社会を生きる私たちすべてに向けられている。
コロナワクチン賛成か反対か——そんな単純な二項対立ではなく、科学的な議論と冷静な思考を取り戻すこと。
それこそが、大西氏がこの映画で伝えたかった核心だ。
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ヒポクラテスの誓いとは、古代ギリシャの医師ヒポクラテスとその弟子が残したとされる、医師の職業倫理に関する宣誓文です。
現代の医療倫理の基礎となっており、患者の生命と健康を守り、患者の秘密を守ること、師や同僚を敬うことなどが含まれています。
誓いの主な内容は
・患者第一主義: 患者の利益になる治療法を選択し、害になることは避ける。
・秘密の保護: 患者のプライバシーや秘密を厳守する。
・師弟関係の尊重: 医学を教えた師やその家族を敬い、医学の知識を弟子たちに正しく伝える。
・平等な医療: 患者の身分や貧富にかかわらず、平等に医療を提供する。
・専門職としての誓い: 専門職としての尊厳を保ち、生涯にわたって医術を行うことを誓う。
調べてみるとヒポクラテスの誓いには専門外の医療行為の禁止まで記されていました。
・専門外の医療行為の禁止: 自分の専門外の分野(特に外科的処置など)には手を出さず、専門家に任せる。
自分の専門外の科をいくつも掲げて開業しているクリニックはヒポクラテスの誓いに反していることになりますね![]()
そして「害をなすなかれ」については、あくまでも「治療」に関することです。
ワクチンは「治療」のために接種するわけではありません。
感染症の「予防」のために接種しましたよね?
病気の治療のために危険を冒してでも受ける治療とは違うのです。
だからこそ一人でも人が死ぬようなことがあってはならないはず。
なのに予防接種健康被害救済制度で12月1日現在1052人の死亡が認定されています。
こんなに人が亡くなったワクチンは過去にありません。
本来なら、接種直後に数名が亡くなった時点で中止したはずです。
医療従事者先行接種で数名の看護師が亡くなっています。
なぜその時点で立ち止まらなかったのか不思議でなりません。
医師は本来、治療にあたっても慎重な姿勢を取っていたはず。
私は手術をする外科系の医師なので、手術にあたっては事前に患者さんにリスクについては必ず説明しています。
インフォームドコンセントですね。
そして薬に関しても「新しいものには慎重に」という立場でやってきたはずなのに、なぜかmRNAワクチンという人類に初めて使用されたワクチンに対しては、ほとんどの医師が何の疑問も持たず、パンデミックを収束させるにはこれしかないと信じ接種した。
自分にも患者さんにも。
そこに「なぜ?」という疑問や躊躇は全くなく。
とてもとても理解できない不思議な現象でした。
ワクチンを含めコロナ禍の検証をすべきなのに責められるのが怖いのでしょうか。
日本では全くそういった振り返りはなされていません。
あえてそこに斬り込んでやることこそが今後の対応に活かせるのではないでしょうか。
そういった意味で映画「ヒポクラテスの盲点」は視点が素晴らしいと思います。
有志医師の会の先生方も出演されていますので是非ともご覧下さい。
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