眉毛下皮膚切除術の傷あと(顕微鏡を使った微細な縫合) | なにわの美容外科医 ☆なんでも 快・魁・回想録☆

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眉毛下皮膚切除術は加齢性の皮膚のたるみの改善に有用な手術です。最近は若い人の腫れぼったいまぶたをすっきりさせるのにも行われるようになってきました。

ただ適応を選ばないと眉毛がさがることで腫れぼったさがあまり改善しないこともあります。

眉毛下皮膚切除であまり改善が期待できない場合は、内視鏡下ブローリフトという手術があります。これはまた秋の移転後にブログで詳説させてもらいます。

 

眉毛下皮膚切除術も顕微鏡を使って手術・縫合をしています。

全切開重瞼(二重)術は目を開くと傷が隠れますが、この手術は傷がかくれません。これが欠点なのですが、顕微鏡下での縫合の写真を見てください。

微細な縫合をすることでかなり目立たなくなります。

表面だけでなくメスの入れ方・内部の処理も重要なのですが長くなるのでまた別の機会に書きます。

 

顕微鏡を使わなくてもきれいに治る人もいます。ただぱっと見た感じが目立たなくてもアップにすると傷跡がわかる人が多いです。顕微鏡を使っても目立つ人もゼロではありませんが、各段に綺麗になります。

よく他の美容外科の先生や先輩医師からもそんなに細かく縫わなくても目立ちませんよ!と言われるのですが、目立たない傷より、更にわからない傷にしたいという思いで、丁寧な手術をしています。

 

顕微鏡を使わなくても目立たない傷にできる上手な先生へ!

→顕微鏡を使うともっともっときれいになりますよ!

→実際使ってみてください。感動しますよ!!

 

縫合が苦手な先生へ!

→時間はかかるけど、拡大して同じ縫合をしてもギャップは実際は小さく傷はきれいになります。苦手な先生ほど使ってみてください!!!

 

良い方法は門外不出にするのではなく、すべてのクリニックで共有できるよう学会や医学誌で発表していくので、更に手術用顕微鏡を採用するクリニックが増えることを願います。

 

ただ、縫合を細かくすると手術時間が3時間近くかかります。

時間単価を重視するクリニックではなかなか受け入れられない縫合法かもしれません、、、

 

 

上:手術終了時

下:術後3ヵ月

 

費用:418000円(税込み)

リスク:感染、血腫、形態不全、機能障害

 

 

ご質問のある方はコメントではなく直接、僕までメールをください。

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