ジャニス・ジョプリン「GREATEST HITS」(1973年)という作品。
私は、ジャニスに関しては、このベスト盤からまずは入った。
尤も、彼女はかなりの早世だったから、活動期間が極めて短く、「GREATEST HITS」だろうが他のオリジナルアルバムであろうが、目新しい曲は余りない。しかし、一応、定番の曲が揃っているこのアルバムから聴き始めたのだ。
一度聴けば誰もが分かる、驚くべき歌唱力であり、存在感は圧倒的で、インパクトは非常に強かった。一発で歌声の特徴を覚えてしまうような歌手である。
J-POPであるが、あのスーパーフライなんかもジャニスが憧れだったと言っている。
歌声の他に記すことといえば、ジャニスのファッションは奇抜でお洒落でカッコいいと思う。
今現在、自然な感じでこんな格好の人はどこにも居ない。もし居たとしても不自然だろうし、そもそもカッコ悪いだろう。
このような衣装をバッチリと着こなすことが出来るのも、持ち前のセンスが多分にあるからだろう。
全10曲収録。