俺は喫煙者です。

別に今も格好良いと思って吸ってるわけではありませんが、恥ずかしいわけでもないです。


でもやはり、世の中から喫煙者に世の中からの風当たりが強くなると、色々考えます。


俺の観念に、死ぬまでにあらゆる事を見るし、経験したい、という思いがあります。

高坊の頃、もし明日交通事故で死ぬなら、俺はセックスしないままの人生で死ぬんだなあ、と思い、

それはちょっと避けたいな。と思ってました。

オクスリでラリって夢見るのなんて素敵。ってはあとマーク付きで思ったり。

最近はどうすればワンピースを着こなせるか?がマイブームです。きゃあ☆←逝可



吸い始めたのは、やはり高校で。

煙草を買うにも自販機の前でどきどき、吸っててもどきどき。

そんなのにどきどきするのが多分好きで、煙草を吸うことが好きだったのかはわかんないです。

煙草を吸う俺ってカコイイ!て。恋に恋している状態でした。


晴れて二十歳になってから、大学生にもなり、親元も離れ。

自由に煙草が吸える環境になりました。

周りは知らない人ばかりで、その時、格好付ける為に吸い。

後輩が出来てからは、また格好付けるために吸い。

女の子と仲良くなっては、格好付けるために吸い。


まあ、あんまり格好良くないですから。

って斬られます。


なんで吸うのかっていうのは、

間が持たないから。だったり、単純に今やニコ中になってしまったから。であり、バイトの休憩中やること無いから。であったりします。


でも時々、何にも代えがたい美味しい一服っていうのがあるんです。

私の好きな作家である花村萬月が、

「周りに人がいるときでも、煙草を吸うことで人間を一人にしてくれる。そのときそっと優しく寄り添ってくれる友達にもなる。」

みたいな事を書いてた気がします。

適当です。


まあ集団の中で個を主張し、孤高を気取る奴はだいたいにおいて勘違いであり、けむたがれる存在ですが。

俺はほとんどの他人のことは知ったこと無いので、煙草を吸います。

何か文句でも?


荒れた後に吸う一服。

泣いた後に吸う一本だったり。


その気持ちは、煙草を吸わない人には多分わかんないんです。

あげない気持ちの一つです。


最近、煙草を吸うのは、指しゃぶりの変形なんじゃないかって。

口寂しいんです。

寂しがり屋です。


煙草吸うのが、寂しいから、っていうのと、ニコ中だから。

っていうのは、少し寂しい気になりました。