■マーシャル
個人の感想
高域キンキン、ジャキジャキ。
60〜70のロック/ブルースならプレキシ
80sのHRHMならJCM800
最近のメタルならJVM
1.JTM45
マーシャル最初のアンプ。
ベースマンを基にしたが、差別化のためスタックアンプに。
The Whoのピートの使用が有名
2.1959/1987(65〜)
・マスターVoがないため歪ませるためにはボリュームを上げる必要があり、フルテン設定となる。
・Voを上げるとトーンがほとんど効かなくなる。
(1)1959 Super Lead100
ピートの要望で大音量化(100W)
ヴィンテージマーシャルの代表。
スタックアンプのスタイルになった。
・1970はそれ以前よりダークでスムース。
(2)1987
50W。1959の弟的モデル。
1959より歪む。
ジェフベック使用
*プレキシ
・65〜69年頃のものは、コントロール部がプレキシグラス(アクリル板)のため「プレキシ」と呼ばれ人気が高い。
・ブラウンサウンド
ヴァンヘイレンのサウンド。68年製プレキシをVARIAC(電圧スライダー)を使って電圧を下げてゲインを増やした。
・後にアルミに変わったが、73年頃まではハンドワイヤリングで人気が高く、その後はプリント基盤になった。
3.1962(Blues Breaker)
1966年、クラプトンの要望で運搬しやすいコンボアンプとして作られる。
クラプトンが「ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ」で使用し、Bluesbreakerの愛称になる。
クリーミー、ブルース向きサウンド
同名のペダルエフェクターあり。
※MV(75〜)
マスターVo搭載モデルのことで、背面の印字からJMPともいう。
これ以前のものをNon-Masterと総称する。
4.JCM800 (81〜)
①概要
80年代メタルサウンド。
最も売れたマーシャルアンプ。
ハイゲインではなく、改造やブースターでゲインを補っていた。
マイケルシェンカー、ザックワイルド、スラッシュ、フルシアンテ使用
②機種
1959、1987(マスターVolなし、100W/50W)
2203、2204(マスターVolあり、100W/50W)100Wは、切れ味鋭くクリア。
50Wは、ミドルに太い粘りあり、MV 上げると太く、下げると細い
5.JCM900
①概要
90年代のハイゲインマーシャル。
JCM800にハイゲイン回路を足したモデル。
レクチや5150等のハイゲインアンプに対抗しようとし、パワー管に5881、歪み回路にダイオードクリップを入れ、乾いたアメリカンなハイゲインサウンド。
②機種
4100:2ch100W JCM900の代表
4500:2ch50W
2100:1ch100W
2500:1ch50W
6.JCM2000
①概要
1999年からフラッグシップモデルとして登場。
パワー管をEL34に戻しブリティッシュなサウンドへ回帰。歪み回路にはダイオードからICチップに変更したクリップ回路で歪みを制御。ICではなく真空管を増設してハイゲインを作るモデルもある。
歪みchは、Classic(1959系)とUltra(JCM系)がある。
②機種
DSL:2ch ←こっちが有名らしい
TSL:3ch
7.JVM
(1)概要
2010年からフラッグシップとして登場。
4ch(clean/Crunch/OD1/OD2)
×3モード(Green/Orange/Red)
(2)チャンネル、モード
①Ch1:Clean
回路はトーン→ゲインの順
②Ch2:Crunch
緑:JTM45、1959Plexiと同じプリ回路(ゲイン+ゲイン+トーン)。オリジナルよりゲイン多い。
橙:JCM800/2203。ゲイン+ゲイン+ゲイン+トーン
赤:極限まで歪ませたJCM800
③Ch3:OD1
緑:極限まで歪ませたJCM800(CrunchのRと類似、同音色を違う設定で使える狙い)
橙:Gより更にゲイン。HRHMに合う。
赤:Oより更にゲイン
④Ch4:OD2
ミドルの中心が650から500Hzに変更。
リードやモダンリズムメタルのサウンド。
(3)機種
410H、410HJS(サトリアーニモデル)など
2chモデルもあり
8.リイシュー
そのうち