私たちはつい
いろんなものを
いいもの と 悪いものに分ける
そして
悪いものが来たときは
それを一刻も早く止めないといけない
気がしてしまう
御蔵島の夜道 遠くの灯りがまぶしい
けれどね
そんなにかんたんに
止められないのが
感情
いいとか 悪いとか
ジャッジしてるのは自分で
悪いと ジャッジした瞬間から
苦しさが増える
だからね
仕方ないよ
辛いもの食べたら
辛いんだよ
そのじーんとしびれる感じを
辛いんだな…って
味わいつくす
ツーンと鼻にくるワサビも
ツーン来たっ って
味わいつくす
だって
それを味わいたいから
カラシやワサビを使ってる
カラシやワサビは悪くない
つらいものを
そのままにしろって
話じゃなくてね
いいものと悪いものに分けないでね
って話
悲しみがあるから
喜びができる
苦があるから
楽が感じられる
闇があるから
光が存在できる
快の感情を感じるために
わざわざ苦を作ってる人も
いるくらいで
いいものと 悪いものは
二つ揃って 存在できるもの
悪いとされてる感情を状態を
怖がらないで 嫌わないで
ただ 感じてく
第三者の目で見るって感じかな
ああ
私は 今 悲しいんだな
どうして悲しいのか
どのくらい悲しいのか
よく感じてみる
ずっと悲しいままでいようと決めてみる
ジャッジは無し
ああ
私は 今日は 私は 元気ないんだ
どっぷり 元気ないを感じて
ずっと 元気ないを続けてみる
ジャッジは無し
眠れないときも同じ
もう寝ないと決める
根性で寝ないで いようと決める
どれも
あなたの 感情だし 状態だから
どれも どれも いいものと
思ってもいいくらい
ずーっと
その嫌な感じを続けていようと
決めて
焦点をあてつづけてみると
不思議だよ
ずーっと 嫌な感じは 続けられないから
途中で絶対に
忘れたり
面白いことあったり
いいこと考えたり
しちゃうから
眠れない人も
絶対に いつかは寝ちゃうから
やってみて
何とかしようとして
暴れてるから
余計に苦しいだけで
いい悪いで ジャッジするのを止めて
ちゃんと
味わいつくすとね
暗い夜道は月が明るいように
ちゃんと もう一方の いい方も
浮き上がって見えてくるの
逆も同じ
ずっと いい気分でいないといけない
ずっと いい気分でいるのが普通
いい感じばかりに焦点を当てつづけようとするから
嫌な感じも浮き上がってくる
どれも どれも
大切なもの
あって大丈夫なもの
いろんな時が あっていい
すべてが しあわせのたね
いつまで
自分を責める材料
探しするの？
もう いい加減 やめてあげて
てか
ダメなんでしょ
人の期待には
応えられないんでしょ
だったら
今は なにができるの？
どうしてたいの？
それをやる方に力使いなよ
自分を責めるのが
好きなら
その苦しさは
快感だし しあわせ
