昨日まで、行動観察対策についてお話してきましたが、
ここからは、小学校受験全体の対策として、ご家庭で出来ることは何かをお話していきます。
まずおすすめしたいのは、
絵本の読み聞かせ
これはもう、おそらく実践済みだと思いますが
一般的に、絵本の読み聞かせには、
子どもの精神状態を落ち着かせる
子どもに幸福感を与えられる
といった効果が期待できるとして、ご家庭での読み聞かせが推奨されてきました。
更に、近年の研究や実験で、子どもに読み聞かせをすることにより、大脳辺縁系が活発になるということが明らかになっています。
大脳辺縁系とは?
喜怒哀楽を司る部分で、感情に合わせて行動を決定する器官です。
子どもが健やかに成長するのに重要な器官で、ここが活発化することにより、
情動を豊かにする効果が期待されています。
また、絵本は好奇心を育み、想像力や感受性を高めるきっかけにもなります。
そして、お子様の聞く力にも大きな影響を与えます。
学校によって、ボリュームや難易度は異なりますが、概ね5分程度の短いお話を読み上げ、その後話の内容を問う問題は、小学校受験では定番となっていますね。
毎日の読み聞かせで、
お話をよく聞く
ストーリーを記憶する
読み聞かせの後質問に答える
この3ステップを繰り返すだけで、読み上げ問題の立派なトレーニングになります。
そして何より
絵本は親子で楽しめる、最高のコミュニケーションツール。
受験に向け、お勉強や作法に一生懸命頑張っているお子様の心の癒しにもなります
受験対策にはもちろん、受験対策ではなくても
毎日の読み聞かせの時間は大切にしていきたいですね