砂の器 | セラピスト・ラプソディー♪ ~真の健康をめざして~

砂の器


8月15日〜17日まで出雲へ行ってきました!

102歳になる妻の母方のお祖母さんにお会いしてきたのです。
(子供たちのひいおばあちゃんです)

顔つきも声もしっかりしていて、元気を分けてもらったように思います!おねがい

しかし残念ながら、生粋の出雲弁のおばあさんの言葉は、通訳してもらわないと僕らには理解できないのです!

出雲の言葉を聞くと映画「砂の器」を思い出しました。

以前は出雲には何の縁も無かったのですが、昔「砂の器」を観て「出雲はズーズー弁なんだなあ」と知識は持っていた程度でしたが、結婚を期に毎年のように出雲や山陰地方を訪れる縁ができたのです。


さて、映画「砂の器」です。

1974年 野村芳太郎監督による松竹映画。

『東京・国鉄蒲田操車場で起こった身許不明の殺人事件。

被害者は殺害される前に、とあるトリスバーで加害者とおぼしき男とズーズー弁で会話していた。店員は「カメダ」という言葉をもれ聞いていていたのだが、さて人の名前なのか土地の名称なのか?


ズーズー弁といえば東北地方である。


二人の刑事が東北秋田の「亀田」と言う土地に捜査に向かう。

老齢な今西警部補 、演ずるは丹波哲郎。

若手の吉村巡査、演ずるは森田健作。


捜査の果てにたどり着いたのは奥出雲亀嵩(カメダケ)

出雲地方は東北以外に唯一ズーズー弁を使う土地だった。

語尾のはっきりしないズーズー弁では「カメダケ」は「カメダ」と聴こえるのだ。


犯人は、らい病(ハンセン病)の父親の元に生まれる「宿命」を背負った青年、演ずるは加藤剛。

幼年期に父親と共に故郷を追われ流浪の乞食旅を余儀なくされ、偏見や差別にさいなまれた少年「秀夫」は戸籍を欺いて新進気鋭の音楽家「和賀英良」(わがえいりょう)となっていた。


らい病という宿痾から逃れたいが為なのか、自分の立身の為なのか、恋慕の狭間であがいた秀夫は秘密を守る為に恩人(緒形拳)を殺し、日陰の身で尽くしてくれ自分の子供を妊娠した恋人(島田陽子)を見殺しにしてしまう運命の深い淵に堕ちてしまったのです。』


心をえぐられるような松本清張原作の「砂の器」

名作です!!ニコニコ