DiSC®理論で人間関係構築⑤~Sスタイル~ | 夢かなえダイアリー

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さて、「DiSC理論で人間関係構築」というシリーズで
前回は「iスタイル」について書かせていただきました。
(前回はこちら「DiSC理論で人間関係構築④~iスタイル~」
ご覧ください)


ご参考までに、DiSCには下記の8つの尺度があります。
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DiSC®理論は人間の動機欲求に基づく行動特性を4つのスタイルに
分類しています。


そして、その4つをさらに細分化した尺度として8つの尺度
(Di/iD、i、iS/Si、S、SC/CS、C、CD/DC、D)があります。

「D」=主導型 (Dominance)
「i」=感化型 (Influence)
「S」=安定型 (Steadiness)
「C」=慎重型 (Conscientiousness)

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今日は「S」スタイルについてです!
~出典:Robin Kellogg(ここから編集をしています)
(Instructional Designer and Trainer, John Wiley and Sons)~

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Sスタイル: 健全な職場を作る S スタイル
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【長所】
 スタイルのチームメンバーは、たいてい辛抱強くて人当たりがよく、
人を「支援」します。
たいてい喜んで人に協力します。多少の競争心はあるものの、

自分に満足するために他人に勝つ必要は感じません。それどころか

手柄はすぐに分かち合い、他の人に親切にすることに満足を覚え、

人をサポートするためなら進んで自分の欲求を脇に押しやります。

「着実」さを維持することに高い優先順位を置き、概して信頼できる人

たちで、慎重でもあります。

環境については、安定していて調和がとれ、サプライズは最小限で

あることを望みます。安定性と一貫性を持ち、ルールにこだわらない

のではなく、むしろルールを信奉し、他の人が仕事をするうえで自分を

当てにしていると知ると誇りに思います。

「協力」と対話を大切にする S スタイルの人は、

優れたチームプレーヤーになろうと努力します。そして人と力を

合わせること、個人的なつながりを作って暖かくフレンドリーな環境を

作ることを重視します。

他人のものの見方を理解しようとするので、人に共感を示すことが

でき、相手は自分が理解され、受け入れられていると感じます。
Sスタイルの人はとても信頼でき、他者を受け入れ、グループの

成功に貢献するために自分の役割を果たす素晴らしいチーム

プレーヤーです。

着実さと一貫性が求められる長く単調なプロジェクトにも、おそらく

他のスタイルの人より忍耐をもって取り組むことができるでしょう。
これはあらゆる組織が求める資質です。


【短所】
逆に上記のようなSスタイルの人が職場にもたらす強みと優先事項が

原因となって、本人が、そして一緒に働く他の人々が、ある種の

ストレスを大きく感じることもあります。

たとえばこのスタイルの人は着実性を重視するので、競争が強い

られる環境で効率的に働くことや、リスクが大きいと感じるプロジェ

クトに取り組むことに困難を感じるかもしれません。明確なガイド

ラインのない環境や、あいまいさを含む状況で働くことは、

特にストレスになる可能性があります。

加えて人との衝突はたいてい不快に感じるため、正反対の志向を

持つDスタイルの同僚やチームメイトのように特に強引な人と働く

ことになれば、心を閉ざしてチームから距離をとるかもしれません。

DiSC理論で繰り返して述べられているのは、すべてのスタイルと

その優先事項には平等に価値があると意識すること、

そしてどの DiSC スタイルのメンバーも4つのスタイルすべての

要素持っていると認識することです。

協力的で同情心があり、一貫性がある Sスタイルの人が、もし他の

Sスタイルの人と、あるいは協力するのがもっと難しそうなDスタイル

の人と一緒に働いて成果をあげたい時、そしてそうする必要が

ある時は、相手にどうアプローチするかを広い視野で考えることが

鍵となります。それが行動を適応させてより良い人間関係を作ることに

つながり、より良い職場環境作りへの貢献にもつながるのです。

 

 

 

 

あなたのチームにSスタイルの方はいらっしゃいますか?

ちなみに私はSの要素が強い傾向にあります。
実際にDiSCを活用することで、相手への理解が深まったと

実感していますよ(*^-^*) ヒントになれば幸いです!