こんにちはウインク空気がカラッとして

すっかり秋めいてきましたねイチョウ

 

今日は9月に開催された

第3回ペアレントトレーニングの様子をお伝えします乙女のトキメキ

 

 

この日は大雨でしたが、ご夫婦揃っての参加や

「ようやく来ることができました!」と

初めて参加くださった方など悪天候にも関わらず8名の保護者の方にお集まりいただきましたラブ

 

 

今回のテーマは

感覚を理解する

 

・発達を支える感覚について

・発達を促す関わり方

 

を学びました鉛筆

 

感覚統合という言葉は聞いたことがありますか?

 

外界や自分の身体から入ってくる様々な感覚情報を

脳で整理、統合し必要な行動や反応につなげる脳の働きのことです。

 

なんだか難しく感じてしまいますねショボーン

脳の中で感覚情報が進む道が整備されていくイメージですねスター

 

この感覚統合が出来ていないと体の使い方、感覚の過敏や鈍麻、集中ができないなど様々な困難が生じるんですアセアセ

 

 

そして感覚統合は積み木を積み上げるように発達していきます。
それがこの発達ピラミッドという画像です下矢印
 
この画像で分かるように発達は一番下の土台が不安定だとその上がバランス良く積み上がりませんうずまき
 
特に自分自身を自覚する前庭覚・固有受容覚・触覚の【基礎感覚】はとても大事な3つだということで、この三大感覚について理解を深めていきました
電球キラキラ

 

 

大事なお話とあって皆さん真剣な表情ですキョロキョロ

 

 

 

三大感覚とは

 

 
では【三大感覚】を詳しく見ていきましょうキョロキョロ
 
触覚(皮膚感覚)
特徴右矢印皮膚で触れた刺激(圧・温度・質感・痛み)を感じる。安心感や危険回避に関わる。
 
つまずいたときに起こりやすいこと右矢印衣服や触れられるのを嫌がる(過敏)。汚れや痛みに気づかない(鈍麻)。
 
 
前庭覚(平衡感覚)
特徴右矢印頭の位置や動き・加速感を感じる。姿勢保持、バランス、目の動き、空間認知、情緒の安定に関わる。
 
つまずいたときに起こりやすいこと右矢印姿勢が崩れやすい。集中が続かない。運動や遊びがぎこちない。字や図形の形が崩れる。左右がわからなくなる。
 
 
固有覚(筋肉・関節感覚)
特徴右矢印筋肉や関節から自分の体の位置・動き・力加減を感じる。動作の正確さや効率、落ち着き、姿勢維持に関わる。
 
つまずいたときに起こりやすい右矢印力加減ができない(弱すぎる/強すぎる)。よく物を落とす・ぶつける。動きがぎこちない。落ち着きがない。
 

 

例えば!!頭を下げることが苦手なお子さんは

前庭覚につまずきがあるのかもしれません。

 

例えば!!回転を続けるお子さんや、ジャンプして強く着地することを繰り返すお子さんは固有覚につまずきがあるかもしれません。

 

 

具体的なお話を聞いて、保護者の皆さんはお子さんの日頃の行動を思い浮かべている様子でしたニコニコ

 

 

お話が続いたところで、1回目の運動タイムですびっくりマーク

片足立ちチャレンジをペアになっておこないましたよバレエ

 

まずは目を開けた状態で片足60秒音符

これはみなさん余裕の表情ですニコニコ

 

 

次に目をつぶった状態でおこないます!

目をつぶることによって平衡感覚を保つことが難しくなり「ぎゃー!」「ぜんぜんダメだー!」などあちらこちらから賑やかな声が聞こえてきましたよひらめき

 

 

パパさんペアも楽しそうですグラサン

 

 

 

​感じ方の違い

 

感覚の感じ方には人それぞれ違いがあるというお話もありました。

 

感じ方はコップをイメージすると分かりやすいそうですジュース人それぞれ持っているコップの大きさは異なります。

 

コップが小さいと高反応で気付きすぎる・避けたい。

コップが大きいと低反応で気付きにくい・求めてやまない。

 

爪かじりや回転しつづける行動をすぐに止めず「この子はコップが大きいんだな」と見守ったり

 

衣服を着たがらず逃げる行動も叱ることをせず「コップが小さくて回避行動をしているんだな」と考えたりと理解してあげてほしい、というお話がありましたおねがい

 

ここで集中ゲームと2回目の運動タイムです!!

 

 

 

 

 

くぼみのあるスティックをたくさん乗せていくバランスゲームと、下から指を入れて箱の中のボールを指定通りに並べるゲームをおこないましたグラサン

 

「こういうの苦手〜アセアセ

「全く自信ないですーチュー

 

と口々に話しみなさん集中モードに入りました凝視

 

 

次に普段ドリーム中央でも活動としておこなっているサーキットを保護者のみなさんにも体験していただきました流れ星

 

 

 

 

 

 

こんなの無理ー!

 

との声や笑い声で大盛り上がりでした笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

家庭でできることは?​

 

 

 

最後に家庭でできる三大感覚を育てる遊び&お手伝いの紹介がありました!

 

触覚

遊び

・粘土(手でちぎる、こねる、丸める)

・手探り宝探し(袋の中に物を入れ手だけで当てる)

 

お手伝い

・タオルをしぼって干す

・食器を拭く(布の感触を感じる)

 

 

前庭覚

遊び

・ブランコ、すべり台、ハンモック

・布団やマットの上でゴロゴロ転がる

・膝の上で前後、左右に揺れる

 

お手伝い

・おつかい(外歩きでデコボコ道を歩く)

・掃除機をかける(方向転換、後ろ向き)

 

 

固有覚

遊び

・タオル綱引き(力加減を変えて遊ぶ)

・お布団くるまり(全身を包んで軽く押す)

 

お手伝い

・買い物袋を持つ

・ゴミ出し(袋を持って歩く)

 

 

幼少期は色んな経験と刺激が大切です!

感覚刺激で発達のルートができます!

 

【お手伝い】は後片付けや失敗したときに大人が大変ですがガーンぐっとこらえて、様々なことをしてもらいましょう照れ

 

 

おまけ

 

 

公園で秋を見つけましたイチョウ

あっという間に冬になりそうですが、可能な限り外遊びをたくさんしてドリーム中央でも三大感覚を育てていきたいです紅葉栗焼き芋イチョウ

 

 

 

 

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 ぜひご覧くださいねラブラブ