こんにちは、ドリーム中央です
今回は、5月に開催した
第1回 ペアレントトレーニング
の様子をお伝えします
ドリーム中央 初の試みとなったペアトレ
初回は児発・放デイから
10名の保護者様にご参加いただきました
第1回はオリエンテーションとして
・療育とは
・《環境因子》の重要性
について理解を深めていきましたよ
まずは簡単な自己紹介と手遊びでアイスブレイク
自然と笑みがこぼれ
緊張気味だった雰囲気も和らいできました
今回のメインテーマは『環境』
『環境』には
①物的環境(物の質や配置・音・明かり・時間・スペース等)
②人的環境(家族・先生・友だち・他者との関わり等)
③社会制度的環境(福祉・支援制度・家庭のルール等)
…と、様々な要素があります
では、環境は子ども達にどう影響しているのでしょう
例えば
①服(物的環境)のタグがチクチクして、ずっと不快だった
②大きな声でたくさん話しかけられ(人的環境)、嫌だった
③いつもと違う場所に玩具が置いてあった(ルール)
④テレビの音や光が気になる
言葉で伝え、排除できれば済む話ですが
「なんとなくイヤな気持ち」「落ち着かない」を
明確に自覚し言葉に変換するのはとても高度なことです
そして好ましくない環境が続くことで、不快が募り
イライラ
癇癪
不注意等に繋がっている場合もあります
逆に、好ましい環境に調整することで
リラックスして伸び伸びと過ごす事ができ
子どもたちの『安心・安全』ができあがります
イライラや問題行動が見られた時
大人はその時の『行動』に目を向けがちですが
もしかしたら要因となる『環境』があったのかも…
そんなお話をした後は
お子さんの様子を思い浮かべながらグループワークに挑戦
「ご機嫌な時」「イライラしてる時」の様子と
その時の環境を書き出してもらい
各テーブルで意見交換をしました
「わかるー!!!」
「こんな対応をしたらどうかな?」
「こんなところが共通してますね」
「うちの場合は・・・」などなど
話しは尽きず大盛り上がり
最後に茶話会も行い
大盛況のペアトレとなりました
環境は行動や感情に大きな影響を与えます
そして、保護者は
『環境』であり
『環境の調整者』でもあります
『環境』を意識しながら、お子さんの行動を観察してみたり
「なぜこの場面では機嫌がいいのかな?」
と考えることで
お子さんの『好き・得意』がたくさん見つかるかもしれません
お子さんの『特性』はどんなものなのか
特性にあった『環境』とは何か
お子さんとのより良い関わりや対処法等を
全6回(残り5回)で深めていきたいと思います
第2回の内容は8月のブログにてご紹介予定です
お楽しみに
おまけ
6月は『歯と口の健康週間』がありました
今年も系列のハロー歯科の先生に来て頂き
歯科検診を実施しましたよ
大きなお口をあけて頑張りました
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