あっという間に3月もすぐそこ!
冬の季節にも終わりが見えてきましたね
最近は、日も長くなりはじめて17時を過ぎても明るい空を見ると
嬉しくなります
今回のブログでは、つばさで使用している「視覚教材」の紹介をします。
計画の説明時や様子を伝える際などに登場してくる「視覚提示」という
言葉。実は私たちも暮らしのあちこちで視覚提示物にお世話になっているって
知っていますか?
例えば…避難口のマークやトイレの誘導マーク、男女のトイレマーク🚹🚺、
地下鉄やバス、JRなどの路線表示などなど、誰もが見て分かるようになっています。
世界共通のマークなんていうものもあるくらい、私たちは日々見ているんですよ👀
言葉がわからなくてもマークを見たらパっと理解できますよね!
そんな視覚的な表示は、療育内でたくさん出てきます。
特に小さいお子さんは言葉を覚えたてで、まだ知らない言葉もたくさんあります。
マークだけでなく、行動を理解するための提示物もあるので、少しですがご紹介していきたいと思います!
➀タイムログ
お片付けや、活動の終了を知らせるときに使用しています。
「あと3あそべるよー」「あと2だよー」「あと1だよー」と
カウントダウンをすることで、「もう少しで終わるんだな」と
見通しを持つことができます
時計がわからなくても、赤い色が減るという情報で
「終わり」を知ることができます
似ているものだと、砂時計やタイマーなども「終わり」を知らせたり、
時間を知らせるのに活用できますよ
➁身支度準備カード
登所時や帰宅時の身支度に見通しをもったり、何をするのかが
見てわかります👀
大人が手伝ったり、声をかけてあげると準備はできますが、少しずつ
自分でできる力を身に付けていくことも必要ですよね!そこで役立ちます
また、自分で見ながら準備をすすめる姿や、最後まで頑張ったことを
褒めてあげることもできるので、子どもたちもうれしくて頑張ります
ちなみに・・・これは、お子さんによって好きなもの・モチベーションが違うので
その子の「好き」「得意」な要素を入れて一人ひとりに合うものを使用していますよ!
上記の青いカードは、1個できたらお魚シールをGETし、自分で貼る楽しみやたくさん魚をGETできる喜びが味わえます🐡
③聞く・話すカード
お話しを聞く場面で使用しています。
大事な話をする時や、おしゃべりがしたい!という時に、スッと
何も言わず目の前に提示してあげると、ハッと気が付いて聞く意識をもつ
ことができます
話をしてよい時間になったら「話す」絵カードを見せて、たくさん思う存分
会話を楽しんでいますよ
最後は・・・
ご褒美カードも、よく使っている物です。
トイトレやお手伝いなどを頑張るときに
「10個溜まったらご褒美がもらえるよ」と楽しみを目指すことが
できると意欲も高まります
私たちは何か目的があると頑張る力に変えることができるものです
そこを利用した方法です!
以上、視覚提示についてのご紹介でした
日々、子どもたちは成長しているなと感じることがたくさんあります。
これからも、個々に合った療育内容を考えていきますね。
それでは、また次回