【湯治日記】
15日目
仕事がかなり落ち着き20時に仕事が終わり夜は長風呂。この日が1番労働時間が短く、読書や散歩をして充実の1日。天気は曇りが続きあまり晴れない。相変わらず揚げ物の賄いが多く、夕食は少しずつ食べる量を減らして体重維持。
16日目
朝から雨で肌寒い。仕事は暇で読書の時間が増える。夜のお客様が1組キャンセルとなり、お料理が余った。みんなで分けて頂く。魚の塩焼きや煮物が美味しい。刺身としゃぶしゃぶを狙っていたが洗い場のおじちゃんに奪われる。
17日目
中抜け時間にカフェタイム。食べたかったベーグルのガーリックトーストとピザを味わい満足する。夜は月が美しく、湖と山を眺めながらゆっくり過ごす。仕事も早く終わりゆとりある1日。部屋でゆっくりする時間があり、温泉も満喫で幸せな湯治生活。ありがたい。
18日目
休日。最後の休日は朝から湖遊覧船。船に乗る時、オジサンにカフェオレをサービスしてもらって嬉しい。晴天、カフェオレ、クルーズ、幸せな時間を過ごす。温泉にゆっくり入り、夕方には7キロ程度のランニング。1日のんびり過ごし、夜は早く寝る。
19日目
朝食業務は暇で早く終わり連日の湖遊覧船。晴天で気持ちが良い。足湯→温泉。読書をして湖畔を散歩。夕食業務は久しぶりに忙しく慌ただしいが最初の頃よりも戦力になれた気がする、自画自賛。夜はお客様が多いのでお風呂はサクッと終わらせる。夜中に目が覚め、綺麗な星空を眺めた。
20日目
朝風呂からの朝食業務。昨夜に続き忙しい。最終日なので朝食バイキングの余ものを多めに食べる。テント式サウナを短時間味わう。部屋の片づけを始める。夜の業務は暇なので早めに終わる。任務終了で安心、最後の夜風呂後は夜空を眺めに散歩。インドネシアの子から貴重なインドネシア食材をお土産に頂き感謝。
21日目
出所。朝の賄い、調理場に挨拶。最後の朝風呂。部屋掃除後制服や部屋の鍵の返却、お世話になった方々に挨拶。午前中のバスで移動。閑散期なのでアジア圏のみんなも休日で一緒に娑婆に行き最後にランチを楽しむ。最後に食料のお土産をみんなに渡してお別れ。
【読んだ本】
・王様のトリック 吉村達也 大雪に閉ざされた山奥で起こる連続殺人事件。
・敗者の告白 深木章子 妻と息子の死は殺人か事故か、事件関係者たちの証言。
・風に舞いあがるビニールシート 森絵都 直木賞受賞の短編集。
・ミステリー・アリーナ 深水黎一郎 殺人事件と謎解き娯楽番組を合わせたミステリー。