マレーシアから帰国したウイグル人女子大生を中国当局が拘束し、再教育キャンプに送る | 【チベットとビルマの難民支援】             難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ
2018年06月11日(月) 11時04分02秒

マレーシアから帰国したウイグル人女子大生を中国当局が拘束し、再教育キャンプに送る

テーマ:今世界で起きていること

ウイグル人大学生グルジン・タシュメメットが留学席のマレーシアから帰国した後、行方不明になっている。ドイツ在住のタシュメメットの姉グルジレによると、タシュメメットは中国当局に拘束され、「政治的再教育キャンプ」に送られたとみられるという。

 
タシュメメットは、マレーシアジョホール州工科大学の修士課程を終え、昨年12月26日、ウイグル自治区イリ・カザフ自治州グルジャに空路向かった。
 
「タシュメメットがマレーシアに留学していた時、家族と完全に連絡が取れなくなりました。そのため、タシュメメットは両親と弟の状況を確認するため帰国の決断をしました。タシュメメットは家族のことをとても心配していました。」
グルジレによると、タシュメメットは、2月、博士課程に進むための奨学金を受けたという。
 
「私は、タシュメメットに帰国しないように言いました。しかし、タシュメメットは聞く耳を持ちませんでした。タシュメメットは『学業の再会の前に帰国して、家族の状況を確認しないといけない』と言っていました。」
グルジレはこう語った。

タシュメメットは、当局の注意を惹かないよう、WeChat のコンタクトを削除したという。タシュメメットが無事帰国したのを知らせるシグナルは、プロフィール画像を母親の画像に変えることであった。
 
「タシュメメットのプロフィール画像が変わったのがわかりました。」
グルジレは、無事の確認のため、週に1度プロフィール画像を変えるよう、タシュメメットに頼んだ。
 
「しかし、それ以来、写真は変わっていません。1月、母も私を WeChat のコンタクトから外しています。」
 
「友人に家族の状況を尋ねると、タシュメメットは再教育キャンプに連行されたとのことでした。タシュメメットは私を WeChat のコンタクトから外しています。」
 
 
帰国の約束
 
グルジレによると、タシュメメットは2017年3月に春休みを利用して帰国したという。その際、当局から調査を受けたという。
 
「DNA データベースに登録するため、血液のサンプルを採取されました。パスポートのコピーなどの書類も提出させられました。さらに、留学後必ず帰国するという書面も提出させられました。」
 
「当時、タシュメメットは政治状況がとても緊迫していると言っていました。帰国の約束をした後で、タシュメメットはやっと出国できました。」
 
グルジレによると、マレーシアは、中国当局がウイグル人立ち入り禁止にしているという。マレーシアでイスラム「過激派」に洗脳されると中国当局は考えており、そのため、タシュメメットは厳しい検査を受けたという。
 
帰国前、タシュメメットは大学に状況を話していた。2月末までにマレーシアに戻らなかった場合、大学はマレーシアの中国大使館に問い合わせをすることになっていた。
 
「タシュメメットは私に関わらないように言っていました。」
 
「タシュメメットの情報が手に入ればいいのですが、6か月が経過した今も情報はありません。そのため、私はメディアや人権団体に話をすることにしました。もはや黙っていることはできません。」
 
【亀田浩史訳】
 

 

 
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