中国政府に拉致されたチベットの6歳児パンチェン・ラマ11世の釈放を求める声が高まる | 【チベットとビルマの難民支援】             難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ
2017年04月27日(木) 11時10分05秒

中国政府に拉致されたチベットの6歳児パンチェン・ラマ11世の釈放を求める声が高まる

テーマ:チベットニュース

今週、チベット支援団体や国際人権団体が中国政府に対し、パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマの釈放を求めている。パンチェン・ラマ11世は22年前に中国政府に拉致され、その後、行方不明だ。
 

 

ゲンドゥン・チューキ・ニマ(28)は、1995年、家族もろとも中国政府に拉致された。ダライ・ラマからパンチェン・ラマ11世として認定された直後のことであった。パンチェン・ラマはチベット仏教第2位の僧侶だ。

 

 
一方、中国政府は別人ギャルツェン・ノルブをパンチェン・ラマとして擁立した。ギャルツェン・ノルブはチベット人からの支持を得られていない。
 
ゲンドゥン・チューキ・ニマが姿を消してから、彼の情報は一切ない。国連、国際組織、人権団体が面会を求めても中国政府は拒否してきた。
 
インドのダラムサラのチベット亡命政権の情報国際関係局のダードゥン・シャーリン秘書(難民支援NGO "Dream for Children" 代表亀田浩史の旧友)がインタビューに応じた。
「パンチェン・ラマの行方が未だに分からないことで、中国政府のチベット政策がわかります。国連人権委員会の強制的・非自発的失踪に関する作業部会は、チベット亡命政権に対し、パンチェン・ラマの問題は未解決の問題だと述べています。」
 
また、ダラムサラのサラ大学の歴史学の教授ソナム・ギャルツェンは次のように語った。
「ゲンドゥン・チューキ・ニマが伝統的な役割を担えないことは、パンチェン・ラマ自身にとってだけでなく、チベット仏教、チベット人にとっても大きな損失です。」
 
「適切な仏教教育を受けることが、転生僧にとって最も重要です。」
 
 
「深刻な国際犯罪」
 
アメリカ国際宗教の自由委員会のコミッショナー テンジン・ドルジェは、ゲンドゥン・チューキ・ニマにあてた手紙を披露した。ドルジェは、ゲンドゥン・チューキ・ニマがこの手紙を読めないであろうことに哀しみを禁じえなかった。
 
「子供の頃にあなたが拉致されてから、中国政府はあなたの情報を開示することを拒んできました。」
 
「私があなたのことを毎日考えていることを忘れないでください。月日がたつにつれ、あなたが見つかり、あなたが正当な責任を回復してほしいという願いが強まっています。」
 
また、ダラムサラの Tibetan Centre for Human Rights and Democracy (TCHRD) も声明を出した。
「パンチェン・ラマの秘密拘束は、強制失踪に他なりません。」
 
「これは、深刻な国際犯罪です。国連人権宣言に謳われている複数の人権を侵害するものです。」
 
「TCHRD は中国政府に対し、パンチェン・ラマの拘束をやめ、パンチェン・ラマが人権を持った生活を送れるようにすることを求めます。」
 
 
中国政府の介入
 
チベット僧の転生者の認定について、現在は、中国政府の認可を受けなければならなくなっている。中国政府に認定されるのは、中国政府寄りの僧侶となる。
 
中国政府は、中国政府寄りの僧侶を次のダライ・ラマとするべく画策している。
 
「ダライ・ラマからの認定なしに、中国政府が転生者を選ぶことは正当ではありません。パンチェン・ラマも次のダライ・ラマもです。」
ワシントンの International Campaign for Tibet (ICT) のブチュン・ツェリン副代表は、25日、こう声明を出した。
 
「中国政府は、中国政府版の転生ルールをつくりたいのかもしれません。しかし、重要なのは、それを信じる人がいるかどうかです。」
 
「中国政府がこれに気づくことが、中国政府のためになるのです。」
 
【亀田浩史訳】
 

【4月30日まで】

新規会員様募集キャンペーン!

1日14円からの難民支援

 

ブログランキングに参加しています。記事が参考になりましたら応援左クリックお願いします。 

↓ ↓ ↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 国際協力へ

 

 

TOEIC990点満点の難民支援NGO代表@名古屋:亀田浩史さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス