インタビュー「バングラデシュに亡命したロヒンギャ人女性の3分の1がビルマ軍兵士からレイプ被害」 | 【チベットとビルマの難民支援】             難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ
2017年01月21日(土) 11時04分02秒

インタビュー「バングラデシュに亡命したロヒンギャ人女性の3分の1がビルマ軍兵士からレイプ被害」

テーマ:ビルマニュース

今週、バングラデシュの難民キャンプに逃れてきたロヒンギャ人の女性が 

BenarNews のインタビューに応じた。彼女たちの3分の1が亡命前、ビルマ(ミャンマー)治安部隊にレイプされたということであった。

 

コックス・バザールで行われたインタビューで、ロヒンギャ人女性54人中17人がミャンマー軍によりレイプされたと語った。10月に武装したロヒンギャ人により警察9人が殺害された後、軍は残忍な弾圧を行っていた。


政府軍の弾圧が強まってから、6万5千人がバングラデシュに流入している。これまでにもレイプなどの残虐行為が数多く報告されているが、ランダムに行われた調査でその割合が判明したのは初めてのことである。

 
彼女たちは、家や家畜に火をつけられたり、殴られたり、恋人を殺害されたりしたとも語った。
 
これらの犯罪は、政府軍により主に夜に行われているという。
 
クトゥパロン難民キャンプに暮らすセタラ・ビーガム(24)は、マウンドー地区のナイサプロ村で夕食を取っていた時に政府軍により近くの丘に連行され、他の女性とともに代わる代わる拷問を受けたと語った。
 
「野蛮な拷問に耐えられず、2人が命を落としました。私はレイプされた後、何とか逃げ出すことができました。」
 
「彼らは私の服を剥ぎ取り、体を殴り、やりたい放題でした。」
 
数時間後、ビーガムは夫に助けられたが、軍は彼らの家を焼き払ったという。2人は数日間、丘に身を潜めた。
 
「10日間、食べ物がありませんでした。3人の子供は葉っぱを食べました。バングラデシュにやって来てから、食べ物にありつけました。」
 
ベーガムが国境を超えたのは、1月13日のことであった。
 
 
「ないないゲーム」
 
ミャンマーは、少数民族に対する不当な扱いで国際的な非難を浴びてきた。19日、57のイスラム国家がクアラルンプールで、ロヒンギャ人の人道危機に関する会合を開いた。
 
マレーシアのナジブ・ラザク首相は、イスラム過激派がロヒンギャ人の苦境を利用する可能性があると述べた。ロヒンギャ人はミャンマー政府から違法移民と見なされており、この状況から、過激派が大胆な行動に出る可能性があるという。
 
ミャンマー政府の委員は、軍がラカイン州でロヒンギャ人のジェノサイドを行っているという申し立てを否定した。
 
しかし、今月初め、警察がロヒンギャ人を殴る動画の存在が明らかになり、警察数人が拘束された。
 
国連のミャンマー人権特使ヤンヘー・リーは、18日、ネピドーでアウンサンスーチーと会談し、ラカイン州で治安部隊が残虐行為を行っている問題について協議した。
 
「アウンサンスーチーを含む政府関係者は、治安部隊が行っている問題に対処しようとする政治的意図がないようでした。」
アメリカに拠点を置くヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア副ディレクター フィル・ロバートソンはこう語り、ラカイン州で独立かつ国際的な調査の実施を求めた。
 
ヒューマン・ライツ・ウォッチの独自調査で、多くの女性がレイプなどの性暴力を政府軍から受けていることが明らかになっている。
 
「しかし、政府はないないゲームを繰り返すばかりで、ひどい人権侵害の調査を真剣に行う様子はありません。」
ロバートソンはこう語った。
 
レイプされたと証言した17人の年齢は16歳から31歳である。彼女たちは、実名を語った。
 
 
「軍は銃を私に押し付けました」
 
ヌル・ジャハーン(31)は、夫が政府軍に連行された後、3週間にわたりレイプされたと語った。夫の行方はわからぬままだ。
 
「昨年12月14日、軍人2人が私の身動きが取れないようにし、他の軍人が私をレイプしました。3人にレイプされました。その後、私は意識を失いました。他の軍人からもレイプされたかどうかはわかりません。」
 
地域の指導者が村にやって来た時、ジャハーンは指導者に事実を語った。指導者が去ると、軍人がジャハーンの家を包囲した。その後、彼女は身を隠し、バングラデシュへの亡命に成功し、現在治療を受けている。
 
「拷問で私の体が腫れあがっています。痛みに耐えられず、入院しています。」
 
レダ難民キャンプに身を置くセノアラ・ビーガム(19)は、レイプされたとき、すでに妊娠していたという。バングラデシュに亡命した後生まれた赤ちゃんを彼女は揺りかごであやしていた。
 
「軍人は私に銃を押し付けました。私は妊娠8か月でしたが、軍人は容赦しませんでした。そして、顔を殴られました。」
 
彼女の左頬には、人間が噛んだと思われる傷が残っていた。
 
「夫は連行されました。私は部屋でレイプされました。」
 
 
多くのレイプ被害者:国連労働者
 
NGOによると、難民キャンプに新たに流入した人全員の情報の把握は難しいが、多くの人がレイプ被害に遭っていると語った。
 
「毎日、レイプされた女性がやってきています。レイプされたことを口にしたくない人も多いです。しかし、レイプされた人が多数いることは事実です。」
クトゥパロン難民キャンプの指導者タエブ・アリはこう語った。
 
「毎日、新しいロヒンギャ人が難民キャンプの住居に入ります。過去に流入してきたロヒンギャ人と協力して、新たに流入してきた人の治療を行っています。」
ラダ難民キャンプで活動する医療NGO Bangladesh German Shompreeti (BGS) のサミラ・アクテルはこう語った。
 
最近のロヒンギャ人の流入前は、国連が指定する難民キャンプで3万5千人が暮らしていた。その他の場所でも30万人が暮らしており、その住居は、竹やブラスチック製だ。
 
「新たにこのキャンプに流入してきたロヒンギャ人は3万人以上います。多くの女性がレイプ被害に遭っています。彼女たちに対する拷問はひどいものです。」
ノヤパラ難民キャンプで活動する国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR) の労働者はこう語った。
 
「妊娠して、中絶したり流産した例もあります。」
 
【亀田浩史訳】
 

【1月31日まで】

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