インドで深刻な新札不足。インドの個人旅は現状控えるのがおすすめです
先月、インドのモディ首相が旧500ルピー、1000ルピー札の無効化と新500ルピー、2000ルピー札の導入を突然発表しました。
旧500ルピー、1000ルピー札は使うことはできなくなっています。また、今月までできるはずであった新札との交換も予定より早く突然終了となりました(旧1000ルピーを100ルピー札8枚と交換するという闇商売をしている人はいます)。ただ、インドに銀行口座があれば12月30日まで預金することはできます。
現状、新札がまったく足りておらず、今なお、新札を手に入れるのには制限があります。インド全土で、毎日新札を求めて銀行に長蛇の列ができています。
ここダラムサラでもチベット難民が銀行に並んでいます。
写真の銀行は2階にあるのですが、開店前から1階まで行列が続いています。
ちなみに、みなさまからご寄付いただいたインドルピーは人海戦術を駆使して全額チベット難民の学校に無事渡っています。
新札がないため、かなりの両替屋が営業を停止しています。両替できたとしても、日本円から新札に交換する際のレートはかなり悪くなっています。
来月ブッダガヤでダライ・ラマのカーラチャクラがあるのですが、インドの現金不足を受け、参加をキャンセルする海外在住のチベット人もでてきています。
現地で現金を入手するのが難しい状況ですので、不要不急の個人でのインド旅は控えた方がいいと思います。
インドでほとんど支出の必要がないパッケージツアー、あるいはクレジットカードが使えそうな場所をめぐる豪華な旅であれば大丈夫だと思います。
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