チベット人映画監督が中国警察による拘束中に暴行を受け重傷。病院へ搬送される。 | 【チベットとビルマの難民支援】             難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ
2016年07月02日(土) 11時04分02秒

チベット人映画監督が中国警察による拘束中に暴行を受け重傷。病院へ搬送される。

テーマ:チベットニュース



受賞歴のあるチベット人映画監督ペマ・ツェデンが中国西寧の病院で治療を受けている。中国警察による拘束中に、「重傷を負った」ためだ。

"Tharlo" や "Old Dog" の監督を務めたペマ・ツェデンは、地方空港で拘束された後、病院へ搬送された。Film Directors' Guild of China によると、警察は荷物をめぐって口論があったと述べているいう。

「彼は拘束中に重傷を負いました。」

「当局が迅速に懸念に対応するよう求めます。また、警察が暴力を奮った理由も含め、事件の全容を公開することを求めます。」

北京在住のドキュメンタリー映画監督 Hao Jian によると、ペマ・ツェデンは今なお警察の拘束下にあり、警察の「過剰行動」だと非難した。

「警察の行動は過剰です。ペマ・ツェデンが過剰行動だった可能性も否定はできませんが、可能性は低いと思います。ペマ・ツェデンのことをよく知っているからです。」

「彼がチベット人なので、警察は特に警戒したのだと思います。チベット人の問題となると、警察は過剰に神経質になり、疑い深くなります。」

Hao によると、ペマ・ツェデンは、Beijing Film Institute 時代の生徒であり、今は親友だという。

「彼は忘れた荷物を取りに戻った際に拘束されました。」

「彼は病院で治療を受けている今も警察の拘束下にあります。」

Hao によると、ペマ・ツェデンは、5日間拘束される可能性が高いと言う。「トラブルメーカー」に対し裁判なしで拘束される期間の上限だ。

西寧市警察は公式ブログで、ペマ・ツェデンが忘れた手荷物を取りに戻ろうとして係員と口論になったと述べた。

「その後、彼は拘束されました。しかし、彼は協力的ではなく、手錠をかけられました。」

ペマ・ツェデンは、6月27日朝、目まいと胸のきつさを訴え、病院へ搬送された。そして、高血圧と、高血糖のために入院した。

「彼の権利はすべて守られている。」
警察はこう述べた。


チベット人への虐待

ペマ・ツェデンの拘束は環境活動家 Lei Yang の拘束中の死の直後に起きた。

北京国家検察官は、Lei の死に対し、「責任の不履行」が5人の警察にあったと非難した。

また、ロンドンに拠点を置く Free Tibet は、ペマ・ツェデンは知名度はあるが、それによって守られることはなさそうだと述べた。

「ペマ・ツェデンは、他のチベット人同様、2流民族とみなされ、警察の残虐な扱いを受けます。」
エレーノル・ビルンローセングレン代表はこう述べた。

「警察は拘束下のチベット人を意のままに殴り、虐待することができます。そのことは罪には問われません。」

「ペマ・ツェデンに起きていることは、チベット本土のチベット人にいつどこででも起きます。当局は、ペマ・ツェデンが必要な治療を受けられるようにし、彼を暴行した人物が誰か取り調べるべきです。」

「チベット人に対する虐待、差別は、中国治安部隊の文化に根差しています。この嘆かわしい出来事が、中国政府に対するチベット人の怒りを増幅させることになるでしょう。」

チベット本土のチベット人は怒りを込めて次のように語った。
「中国当局は、6月29日まで、この事件を報告しませんでした。」

「チベットのソーシャルメディアは、ペマ・ツェデンの拘束に対する懸念であふれています。」
別のチベット人はこう語った。

ペマ・ツェデンは、映画のすべてをチベット語でつくった最初の監督だ。彼の受賞作は、中国政府を批判するものではない。

【亀田浩史訳】

元の英語記事はこちら

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