天安門事件の風刺画入りのドリンクを販売しようとした2人が中国当局に拘束される。国家政権転覆扇動罪 | 【チベットとビルマの難民支援】             難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ
2016年06月03日(金) 11時43分21秒

天安門事件の風刺画入りのドリンクを販売しようとした2人が中国当局に拘束される。国家政権転覆扇動罪

テーマ:今世界で起きていること



中国四川省当局が2人を拘束した。1989年の天安門事件の風刺画入りのドリンクを売ろうとしたためだ。

拘束されたのは茶店の店主 Fu Hailu と詩人 Ma Qing だ。ドリンクには、「1989年6月4日」と記されており、戦車の前に立つ男の風刺画が描かれていた。また、「決して忘れない。決して諦めない。」とも記されていた。

人民解放軍が武力で学生を鎮圧してから27年がたつ。ドリンクのラベルには天安門の精神を27年間育んできたと記されていた。

Fu は「国家政権転覆扇動罪」で留置所で拘束されている。Ma は手錠をかけられ警察ともに自宅へ向かった後、連行された。

Fu は、5月28日、成都の茶店で拘束された。警察は拘束のための書類を持ってきて、Fu を連行し、成都留置所へ身柄を移送した。香港の Ming Pao 紙からの情報だ。

「警察は説明をしませんでした。ドリンクが問題なのかどうか警察は言いませんでした。」
Fu の妻 Liu Tianyan はこう語った。

「スタッフが天安門事件に関係するラベルを印刷しました。私はそれをインターネットで見ましたが、夫はそのことについては語りませんでした。」

「ラベルが問題なのだとしたら、それが国家政権転覆扇動罪になるのか疑問です。」

Ming Pao 紙によると、ドリンクは一般的に売るためではなく、友人に渡すためにつくられたという。

Ma はドリンクの製造には関わっていなかったが、ソーシャルメディア WeChat で宣言したという。

中国当局は、天安門事件27周年を目に、取り締まりを強めている。今回の拘束劇はその最中に起きた。

天安門事件の遺族などは、街を離れるよう命じられたり、警察の監視を受けたりしている。

山東大学の元教授 Sun Wenguang は、今回の拘束劇は、反体制派の声を弾圧するものだと述べた。

「政府は神経質になっています。6月4日が近いからです。」

「私は21階にいますが、アパートの前には24時間警察がいます。」

「警察は寝るときも廊下で寝ています。」


死者の魂

北京在住の活動家胡佳によると、天安門事件に対する政府の公式見解の修正を求める人々の間では酒が人気だと言う。

「私は酒は飲みません。それでも、私は酒を買います。」

「天安門で命を落とした人々の魂に捧げるためです。」

「他に適切なやり方はありません。」

5月初め、鄭州では、人権活動家于世文が裁判前の拘束の延長に抗議してハンガーストライキを開始した。

于世文は2年前に天安門事件25周年のイベントの最中に拘束された。「口論を招き、トラブルを起こした」として拘束されたが、拘束期間が長引いている。

「犯罪取り扱い法に違反しています。」
于世文の妻 Chen Wei はこう述べた。

「夫のケースは拘束を延長する例外にはあたりません。」

【亀田浩史訳】

元の英語記事はこちら



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