汚水で多くの魚が死んだことで、チベット人遊牧民が中国企業の採掘に抗議
5つの遊牧民の村のチベット人100人以上が、四川省カルゼのダルツェドで中国企業の採掘に抗議した。採掘の再開で環境破壊が起きる可能性があるためだ。
人々は、四川省ミンヤクのユルショク・ガルクベ地域のラガン、ナンコル、ナクルン、クンマン、ナン村在住だ。4日、人々は先月再開された採掘の停止を求めた。
「企業が採掘の準備をした際、古い毒を含む水を採掘場から排出しました。その汚水がルン川に流れ込み、多くの魚が死にました。」
翌日、抗議活動参加者と中国武装警察の数が増えたという。
多くの抗議活動参加者がカンディン・カルゼ高速道路に座り込み、交通を遮断した。
「チベット人抗議者は治安部隊に取り囲まれましたが、治安部隊は手を出しませんでした。」
6日、役人が、抗議と交通遮断をやめるよう求めた。同日、人々は抗議をやめた。
「役人は会議を開き、土地は政府のもので、採掘は政府の決定だと説明しました。」
「人々に水や電気が必要になった場合、それらを供給すると役人は約束しました。」
採掘活動に対する抗議は2005年にも起きた。
人々が多くの魚が死んでいることを訴え、採掘活動は2013年に中断されていた。
【亀田浩史訳】
元の英語記事はこちら
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