2012年11月08日(木) 08時24分02秒

1日に5人のチベット人が焼身自殺。15歳も。(2011年以降チベット本土で67人目)

テーマ:チベットニュース



7日、5人のチベット人が焼身自殺を行った。この中には、若き母や3人の10代の少年も含まれる。中国のチベット統治に抗議して1日でこれほどの数の人々が焼身自殺を行ったのは初めてだ。この後、少なくとも1つの地域でチベット人の大規模な抗議活動が起きている。

これにより、焼身自殺者の数は68人となった。8日に始まる中国共産党大会の前日のことであった。この大会では、胡錦濤が習近平に権限を委譲をすると見られる。

焼身自殺を行った5人のうち少なくとも2人は息を引き取った。

5人の焼身自殺のうち、3人の焼身自殺は四川省ンガバで、1人の焼身自殺は青海省マトで、1人の焼身自殺はチベット自治区で起きた。

ンガバでは3人の若き僧侶が焼身自殺を行った。ドルジェ(15)、サムドゥブ(16)、ドルジェ・キャブ(16)である。3人はンガバの警察署前で自らの体に火を放った。3人は、チベットの自由とダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。インドのダラムサラ在住の難民僧侶ロブサン・イエシとカニャク・ツェリンからの情報だ。

「3人はンガト・ゴマン警察署前で焼身自殺を行いました。午後3時頃のことでした。」

「ドルジェは即死しました。3人はンゴシュル僧院の僧侶でした。」

「サムドゥブとドルジェ・キャブは、ンガバ県病院に搬送されました。通りでは厳しい取り締まりが行われており、行動も制限されています。」


若き母死亡

マロでは、タムディン・ツォ(23)が焼身自殺を行った。彼女には1人の息子がいた。場所は、レブコンのゲマル市場であった。この後、チベット人数千人が通りに出て、中国のチベット統治に対する抗議を行った。

タムディン・ツォの焼身自殺は午後6時頃であった。彼女は、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めるスローガンを叫んでいたという。

タムディン・ツォは、レブコンのドロ・ロンウォの生まれであった。彼女には、息子ニンジャム・ツェリン(5あるいは6)がいた。父はタムディン・キャブ、母はコンチョク・ツォである。

「この15日間、タムディン・ツォは、他の焼身自殺者に祈りを捧げていました。そして、今日、彼女自身が焼身自殺を行いました。」
ダラムサラのLiterary and Culture Research Centre of the Norbulingka Institute代表のドルジェ・ワンチュクはこう語った。

この後、チベット人約3千人がゲマル市場に集い、チベットの自由を求めるスローガンを叫んだ。

タムディン・ツォの焼身自殺は、今週レブコンで起きた2件目の焼身自殺であった。

11月4日、チベット人アーティストドルジェ・ルンドゥブ(25)が自らの体に火を放った。彼は、中国のチベット統治に抗議し、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めるスローガンを叫んでいた。

この後、現場に、多くの人々が集った。彼らは、黒焦げになったルンドゥブにチベットの伝統的なスカーフをかけて敬意を表した。


強まる抗議

8日の5人目の焼身自殺は、チベット自治区ナクチュのディルのベカル街で起きた。

「焼身自殺は午後8時に起きたと聞きました。私が電話をしているときでした。」
南インド在住のチベット僧は現地の声を伝えた。

「激震が走りました。現場では、チベット人がスローガンを叫んでいました。ただちに中国治安部隊が現場に急行しました。しかし、焼身自殺者の名前などの詳細は不明です。」
匿名の僧侶はこう語った。

最近、チベット人の焼身自殺は加速している。新たな段階に入ったと見る専門家もいる。

抗議を抑えようとして中国政府が取った政策に対し、さらなる抗議が起きていると専門家は言う。中国当局は、焼身自殺の計画を知らせた人には現金を支給するとしている。また、僧院などへの規制も強まっている。

ダライ・ラマのアドバイスに基づいてインドのダラムサラでは、チベット難民が特別会合を開き、焼身自殺を思いとどまるよう求めたが、その声は届かない。


「意義ある対応なし」

Human Rights Watch の中国代表ソフィー・リチャードソンは、焼身自殺は、「絶望に対する究極の行為」と述べた。

「中国政府から意味のある対応がなされないため、焼身自殺は続いています。政府には、状況を改善する能力があるのです。」

「中国の指導者はこの問題に取り組まなければなりません。焼身自殺が長く続いているという理由だけではありません。様々な人々が焼身自殺を行っているのです。宗教の指導者がいます。都市に住む人もいます。地方に住む人もいます。男性もいます。女性もいます。若い人もいます。老人もいます。」

「これだけ大規模な焼身自殺が起きているということは、中国政府が考えている以上に、チベット人の絶望が大きいということです。」

【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら




このタイミングで焼身自殺が相次ぐということは、それだけ彼らが中国政府の対応に不満を抱いているということだと思います。

今回の焼身自殺者も本当に若いです。ご冥福をお祈りします。

色々な嘆願が国連になされていますが、少なくとも現地に中立な調査団を派遣してもらいたいと思います。

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