2012年10月24日(水) 11時04分02秒

チベット人またも焼身自殺。この4日間で3人目。(2011年以降チベット本土で57人目)

テーマ:チベットニュース



23日、チベット人男性ドルジェ・リンチェン(58)が、中国のチベット統治に抗議して、自らの体に火を放ち息絶えた。場所は、甘粛省ラブラン僧院そばの警察署前だ。今月だけで、7件目の焼身自殺だ。

焼身自殺が起きたのは、現地時間の午後3時30分。カンロのラブランのメインストリートそばであった。その後、地元のチベット人は、ドルジェ・リンチェンの遺体を持ち帰ろうと、現場に集った。

中国治安部隊は、ラブラン僧院の僧侶が祈りを捧げるためにドルジェ・リンチェンの家に行くことを禁じた。そのため、緊張が高まっている。ドルジェ・リンチェンの家は、カンロのサンチュの上ザユ村にある。

僧侶たちは、道路から彼に祈りを捧げた。

地元のチベット人もドルジェ・リンチェンの家へ向かったという。


もみ合い

先週の土曜日から、甘粛省で3件の焼身自殺が起きている。この1ヶ月でチベット全体で7件目だ。2009年2月以降では、58件目だ。彼らは、中国のチベット統治に異を唱え、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。

「現場に駆け付けた中国治安部隊は、黒焦げになったドルジェ・リンチェンの遺体を回収しようとしました。しかし、地元のチベット人も遺体を持ち帰ろうとしました。」
匿名のラブランの住人はRFAチベット語サービスに対し、こう語った。

「もみ合いの後、チベット人が遺体を回収しました。」

「この知らせを聞いたラブラン僧院の僧侶がドルジェ・リンチェンの家に向かいました。祈りを捧げるためです。しかし、行く手を中国警察に阻まれました。」

「そのため、僧侶たちは、道路に座って祈りを捧げました。」


封鎖

ドルジェ・リンチェンの焼身自殺は、23日、中国国営メディアでも短く報じられた。

「ドルジェ・リンチェンは起床後、ラブラン僧院に行き、祈りを捧げました。僧院の周辺を数回コルラし、僧院と家の間を3度行ったり来たりしました。」

「その後、彼は家の内外の掃除をし、警察署へ向かい、自らの体に火を放ち、息絶えました。」

「多くのチベット人がザユへ向かっていますが、現地には治安部隊の大部隊が配備されています。」
Tibet Timesはこう報じている。

「この後、現地の通信手段は遮断されています。そのため、詳細な情報を得るのが難しくなっています。」

ドルジェ・リンチェンには、妻ルタル・ツォと息子タボがいた。


「極端な行動」

この焼身自殺の前日には、同じくラブランで、ドンドゥプが焼身自殺を遂げた。さらに、この2日前には、ラモ・キャブがボラ僧院で焼身自殺を行った。

ラモ・キャブは、中国のチベット統治に抗議し、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めるスローガンを叫んだ後、息絶えた。

チベット難民団体は、「極端な行動」を控えるよう呼びかけているが、焼身自殺は止まらない。

ダライ・ラマも懸念の声をあげているが、その声も届かない。

先週末、インドのチベット亡命政権は声明を発表し、「中国政府は、長きにわたるチベット人の悲しみに対処し、対話を通じて、チベット問題の長期的な解決策を見出さねばならない」と述べた。

「国際社会に対し、チベットの危機的状況を終わらせるべく、中国政府に圧力をかけるよう繰り返し求めます。」

中国当局は、焼身自殺者にテロリスト、浮浪者、犯罪者、精神異常者のレッテルを貼り、ダライ・ラマが焼身自殺を奨励しているとして非難している。

【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら




これだけ焼身自殺が続くと言葉が出なくなります。
ご冥福をお祈りします。

推測ですが、この時期に焼身自殺が相次いでいるのは、中国共産党の指導者の交代が間近に迫っていることと関係があるのではないかと思います。

1980年代後半、チベットに大弾圧が加えられた時の、チベット自治区のトップが胡錦濤でした。
その胡錦濤が、中国のトップとなったため、チベットの状況は悪化の一途をたどっています。

応援左クリックお願いします。
↓ ↓ ↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 国際協力へ


にほんブログ村



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

TOEIC990点満点の難民支援NGO代表@名古屋:亀田浩史さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事
 もっと見る >>

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。