三重県の陽性者数は減少傾向の中、厳しい経済状況の企業を支援するための様々な補助金の議論をしています。5月31日~7月30日が申請期間となっている新たな補助金は下記の通りです。

 

◆感染防止対策強化推進補助金

県内の企業、NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人等が更なる感染防止対策となる物品購入、非接触に資するデジタル化に係る物品購入した場合(4月20日以降に支出した経費が対象)、上限10万円(補助率2/3以内)

例)来客用検温システム、CO2センサー、ウイルス除去機能付空気清浄機など

 

◆第2回生産性向上・業態転換支援補助金

全業種対象(第1回の採択事業者は対象外)、生産性向上や業態転換に向けた三重県版経営向上計画の認定が必要。通常枠は補助率1/2以内、特別枠(3~5月期の売上が30%減少)は補助率4/5以内。補助限度額は、50万円~200万円

 

6月補正予算で審議中の分

◆県内観光事業者への支援金

県内の宿泊事業者、観光施設、土産物店、体験事業者で、4月~6月のいずれかの売上月額が前年又は前々年同月比で30%以上減少している事業者が対象

宿泊事業者(ホテル・旅館):最大200万円

観光施設:最大200万円

土産物店:最大30万円(法人)・最大15万円(個人)

体験事業者:最大10万円

 

◆宿泊事業者向け感染防止対策支援金

県内宿泊施設の感染症対策に資する物品の購入や前向きな投資に要する経費に対する支援、施設の規模に応じ最大1000万円

感染症対策支援(補助率10/10)、前向きな投資支援(補助率8/10)

 

また、飲食店や集客施設の5月末までの時短協力金の申請が6月4日から、飲食店取引事業者支援金、酒類販売事業者支援金の申請は6月8日から始まります。尚、6月以降の時短協力金は現在補正予算を審議中です。更に、このまま収束に向かえば6月中にも県内での新たな観光キャンペーン的な補正予算も検討しています。