弊社は、
小さな、小さな、工房のようなボイスドラマ制作事務所です。
そんなところにも、
何を勘違いされたのか、困ってしまう問い合わせが、時々やってくるのです〜
例えば、
「シナリオを書いたのですが、ボイスドラマにしてくれないか？」
という連絡なんてものもあります。
製作費は弊社で用意して、そのシナリオを音源にしてみないか、というオファーなのです。
このようなことは、大きな大きな制作会社にお願いすべきで、私などにはどうすることもできないんですよ・・・。
熱意は伝わりますが、返信にすら困ってしまいます
最近では、
「声優向けのレッスンをしたいのだが、シナリオ読解の指導について教えてくれ」
というものもありました〜。
これなどは、返信するのも怖くて、そのまま放置地状態になってしまっています
メールをいただいた方が、この記事を読んでいただけると嬉しいのですが、
これは指導したところで、そのやり方をお伝えするのは不可能だと思いますね。
私は、18年ほどかけて手に入れた技術と知識を、新人声優さんにお伝えしております。
この基礎があるから、生徒さんの〈シナリオ読解の弱点〉もレッスンの中から発見することができます。
ここの弱点の分析とフォローがレッスンの目的ですから、私の読解の中身を知っても、指導には何の役にも立たないと思うのです。
しかし、
いきなり指導者になりたいという願いには、驚かされてしまいますね。
また、
こんな問い合わせもあります。
「オーディオキネマに所属させろ」
というものですね。
これは、意外と多くいただく内容です。
私の俳優マネージャー時代を知っている方もいて、その方たちからは、
「山ちゃん。また、マネージャーやってよ〜」
とお声かけをいただくことはありますからね。
（いつも、丁寧にお断りしております〜
）
しかし、
全く知らない方から、ツイッターやメールから突然連絡をいただくこともあるのです。
きっと、弊社HPの「事業概要」に、タレントマネイジメントと記載があるのを見ているのでしょう。
先にも書いた通り、
私は、マネージャーを6年ほどやっておりましたので、その厳しさや難しさは痛感しております。
だからこそ、簡単には、物事を進められないのです・・・
（この種の問合せには、いつも丁寧に返信をさせていただきております。）
弊社に連絡をいただき光栄ではありますが、安請け合いなどは絶対にできないんですよねぇ。
ただし、いずれは、私の作品の常連出演者で、フリーの方がいたら、所属していただいても構わないと考えております。
制作作品自体が営業素材にもなるでしょうから、
音源を聴いて、出演者を気に入った方が、弊社に問い合わせの連絡をいただいてもOKですからね。
これは、ゆくゆくのことですけれどね。
他にも、不思議なメールなどはいくつもあるのです。
「シナリオの書き方を教えてくれ」
「シナリオの添削をしてくれ」
「ボイスドラマの作り方を教えてくれ」
「予算は無いが、ワークショップへ通いたい。熱意は誰にも負けない」
「ボイスドラマ制作の制作予算の内訳を知りたい」
「（面識のないフリー声優さんから）次回作のシナリオを読ませてくれ」
「事務所へ遊びに行きたい」
など色々なのです
最後のメールなどは、知人がオーディオキネマWSに通っているからメールをしてみたそうです。
お越しいただいても、ホントに何にもできませんから、ただただ申し訳がないですよねぇ。
これも丁寧にお断りしました〜。
中には、
これらのようにフランクな姿勢での問合せではなく、
ものすごい長文で、しかも、熱意がパンパンに籠ったメールをいただくことがあるのです。
声優養成所や所属事務所などへの不満や批判を、これでもかと詰め込んだ内容だったりもしますね。
これはこれで、私などには手に負えなくて、困ってしまうのです・・・
私は元来の臆病者なので、
淡白な返信内容では相手の怒りを買うのでないかと、無理して長い文面を作ったりして、シドロモドロとなってしまいます
お友達メールみたいな内容にもゲンナリしてしまいますが、このような熱々のメールも精神的に参ってしまいますね。
事務所を開設する時、
諸先輩からは、「どこかと業務提携を作っておきなさい」とアドアイスをいただいておりました。
私はこれを、面倒くさがって疎かにしておりました〜。
今考えると、
このような一連の問合せを防ぐことも、彼らは意味していたように感じますね。
これから、個人事務所を立ち上げる皆様、ちょっとした参考になりますでしょうかねぇ。
「ヘンテコな電話やメールなんて、困りはしないよ」
という鉄の精神をお持ちの方は平気でしょうが、
私のように軟弱なガラスの精神の方は、初めからちゃんと対処しておくことをお勧めしますよ〜
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明日、3月18日（土）10時スタート
声優無料レッスン
『プロ声優のシナリオ読解力を学ぶ』
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【2023年4月 開催】
〈月曜朝、水曜朝、水曜夜、土曜朝の4クラス〉
大ベテラン声優のシナリオ読解の全貌について理解すれば、
誰にでも〈プロの声優として読む〉ことが可能となります。
シナリオ読解力が、プロ声優への近道を作ります！
レッスン内容や目的は
http://dramacd.moo.jp/prolevel.pdf
【2023年3月開催】
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35歳以上限定。21時開始のZOOMレッスンです。
レッスン内容や目的は
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