シナリオを書く・・・ | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私の大好きな黒澤明監督は、

 

シナリオを書くことについて、こう語っています。

 

「山登りの時に言われることだが、

 

頂上を見てはならない、足元を見て登れという言葉がある。

 

シナリオを書くということも、これとよく似ていんだよ」

 

この彼の言葉に、

 

どれだけの人間が励まされたことかと思います〜ニコニコ

 

 

 

 

そして、

 

こう続けます。

 

「シナリオを書くというのは、

 

ざら半紙と鉛筆があれができる。

 

頑張れば1日に2、3枚は書けるよ。

 

それを1ヶ月、2ヶ月と続ければ、自ずと本が出来上がっている。

 

ただ、これを続けるには、訓練が必要なんだ。

 

でも、慣れてしまえば、なんてことはないんだよ」

 

監督の言うように、

 

毎日、原稿用紙に向かえればいいのですが、

 

実際は、

 

この根気と(自分自身と)闘う作業は、大変なんですよねぇ〜アセアセ

 

私も、毎日、

 

シナリオのこと、物語のことを考えますが、

 

ペンが進まない時は頻繁にやってきます。

 

手先も頭も固まったように重く、人物たちが石のように動かなくなってしまいます・・・。

 

想像力のエネルギーが乏しいんですねぇ〜チュー

 

しかし、

 

それを何としても動かさなくてはなりません!

 

止まることは、物語の死を意味するからです。

 

書き始めた時の自分のモチベーションを否定することはできません。

 

これほど、苦しいことはないですからね〜。

 

 

 

黒澤さんは、

 

書き上げることの大切さをこう言っています。

 

「若い者に言ってるんだ、

 

書き始めたら、絶対に最後まで書けってね。

 

途中で止めたら、それは癖になるら駄目なんだよ。

 

シナリオを書くとこは、そりゃ、苦しいこともありますよ。

 

でも、それで止めてちゃ、苦しい時に投げ出す癖ができちゃうんだ。

 

だから、シナリオは、

 

面白くなくても、絶対に最後まで書けって言ってるね」

 

この執念がなくては、

 

物語を書く質は上がらないと言うことですね〜照れ

 

 

 

 

毎日書く。

 

最後まで止めない。

 

とてもシンプルですが、創造するってのは、そういうことですよね〜ウインク

 

私は、毎日、書き進まないのですが、

 

毎日、シナリオについて考える。

 

毎日、物語のためになることをする。

 

これは、諦めたことはないようにしています。

 

この世界にしがみつくには、全く足りない努力ですが〜アセアセ

 

いつか、

 

黒澤監督のように、

 

「シナリオを書くことは、何も、難しいことじゃないんだよ」

 

と感じる日を迎えたいですね〜。

 

 

 

 

今日は、朝から、気持ちの良い風が吹いています。

 

シナリオ、数ページ進みそうな予感がします〜グッ

 

 

 

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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