先々週、
ゴジラ映画についての記事を更新したのですが、
それ以降・・・
この長きに渡って製作されている怪獣シリーズが、
どうにも気になって仕方がない日々を送っています〜
まだ、
全てのゴジラ作品を鑑賞したわけではないのですが、
新しい映画を観る度に、
なんとも言えない気分になってしまうのです
というのも、
ゴジラ作品で意見を述べると、
続編が製作される度に、
どうも、その質が、
下がり続けているように感じてならない疑問があるのです・・・
特に、90年代以降の映画は、
私には全く受け入れられない内容だったりするのです
エスパーだの、ミュータントだの、宇宙人（異星人）だの、
あの手この手で物語を盛り上げているようですが、
30代後編の私には、
本筋がボヤけて、リアリティーが失われてしまっているのです。
子供には、ちょうど良いのでしょうかねぇ
（オッサンは、完全に置いてけぼりを食っています〜〜）
この感じ、
2年前に３日かけて一気観した『スタートレック』シリーズで受けた印象ととても重なります・・・。
特殊効果の質が上がっても、
真新しい要素（エキセントリックなアイデア）を加えても、
観客の満足へは繋がらないという証拠ではないでしょうか。
ただ、
いつもいつも納得のいかない作品ばかりというわけではないようです
節目節目で、
素晴らしいゴジラ映画が復活する時もあるのです
例えば、
1984年（昭和59年）に製作された『ゴジラ』は、
タイトルもシンプルになったと同時に、
物語も初代ゴジラに通ずるものがあります
これは、9年ぶりの復活にふさわしい名作だと思いました
監督をされた橋本幸治さんの演出も素晴らしいですね。
そして、出演者もまた豪華絢爛です。
小林桂樹さん、
小沢栄太郎さん、
内藤武敏さん
鈴木瑞穂さん、
金子信雄さん、
佐藤慶さん、
加藤武さん、
村井国夫さん、
沢口靖子さん、
といった信じられない俳優たちが揃っているのです。
この意気込みからは、
やはり初代ゴジラへの熱い想いが感じられる気がします
この面子ならば、
時代劇であっても、現代劇であっても、
隙のない映画が出来上がりそうですよね〜。
そして、
節目といえば、
昨年公開の『シン・ゴジラ』もそうです。
実に前作から12年ぶりの復活なのです。
その結果が、あの物語ですねぇ〜
人物（主人公）の個人的な過去や葛藤はできるだけ排除した作風には、ちょっとした寂しさもありますが・・・
日本人達が怪獣へ立ち向かう姿勢を描き切ったダイナミックさには、
極上のエンターテイメントを感じますね。
世界の映画史でも類を見ない、
60年以上も続編が作られているゴジラです。
ここから学ぶべきことは、
まだまだある気がしますね〜。
作り続けられるにも理由があるし、
途中でその流れが止まってしまう時期もある。
そういった前後には、
一体どん制作者達の戦いがあったのか・・・
ここを想像しながら楽しむのも良い経験かと思いますね〜
そして
怪獣といえば忘れてはならないのが、
ガメラです
こちらのシリーズもこっそり見始めているのですが、
やっぱり、
初代ガメラ『大怪獣ガメラ』（1965年）が素晴らしいっ。
日本本土で始めてガメラを目撃する百姓の爺さんが、
左卜全さんという選択からして、
ちゃんと大作映画にしようという意気込みを感じますね
映画とは、
こうでなくてはなりませんよね
大映映画の心意気ですね
残り少ない2017年は、
どうやら最後の最後まで、
怪獣映画の研究に当たられそうな予感がしますね〜〜。
やりたいこともあったのですが、
こうもズッポリはまってしまってはどうにもなりません。
トホホ・・・
私が大声で叫びたい気分ですねぇ〜〜
「ぎゃおおおおおおおお！！！」
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