押し寄せる映画の波 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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一年を通して、

 

私には、

 

映画の波というものがありますニコニコ

 

それは、

 

監督別の波として、

 

代わる代わる押し寄せてくるのです〜!

 

 

 

これは20歳頃から始まった習慣みたいなもので、

 

28歳くらいまでには、

 

だいたいの今の面子が定まった気がしますねぇ〜。

 

毎年毎年、

 

繰り返すように鑑賞している映画作品なのに、

 

新しい年が始まると、

 

やっぱりまた観たくなって仕舞うんだから不思議です〜〜チュー

 

 

 

 

例えば、

 

黒澤明監督、山田洋次監督などは、

 

2、3ヶ月周期でそれら作品群を観たくなる人たちです。

 

ですから、

 

彼らの作品は、

 

常に手の届くところに置くことにしていますね〜ニヤリ

 

 

 

半年周期の監督達もいて、

 

勅使河原宏監督や、今村昌平監督、小林正樹監督などは、

 

その方々になります。

 

そして、

 

一年に一度だけという、

 

忘れた頃にやってくる監督もいるのです。

 

それが、内田吐夢監督、深作欣二監督、市川崑監督、伊丹十三監督、野村芳太郎監督などになります。

 

みなさん、個性的な映画や重厚感ある映画を作られるので、

 

ふとした瞬間に発作的に観たくなるんですよねぇ〜チュー

 

 

 

ちなみに、

 

2年に一度なんていう方もいて、

 

大林宣彦監督などはその筆頭ですOK

 

あの70年代、80年代のノリやテンポ、

 

撮影技術、特撮技術ならではの良さを、無性に欲する時があるんですよね〜アセアセ

 

彼独特の映像編集も魅力的ですからね〜。

 

他にも、篠田正浩監督や五社英雄監督もここに入る方ですねぇ照れ

 

 

 

そして、そして、

 

日本だけではなく、

 

アメリカからも、

 

定期的に私のところへやってくる監督達がいてるんです。

 

これも巨匠からベテランまで10名ほどが定期的にやってくるのですが、

 

中でも、

 

一番厄介なのが、

 

かの有名なジョエル・コーエン&イーサン・コーエンの兄弟監督なのです〜〜爆  笑

(彼らは一年周期の監督ですね!

 

 

 

実は、

 

こんなどうでもよい話をブログに書いているには理由があって、

 

3日ほど前に、

 

丁度、

 

このコーエン監督の波が押し寄せて来たところだったのです〜!!

 

そして、

 

その勢いに揺さぶられると、もう矢も盾もたまらず、

 

駆け込むようにTSUTAYAへと向かったのですチュー

 

真っ先に手に取った作品は、

 

『バートン・フィンク』です。

 

これは、

 

私にとって中毒性が強い作品で、

 

セットの素晴らしさと、ユニークなキャラクター達、

 

あの不協和音ならではの心地よさのようなもの(?)を求めて、

 

ついつい触れたくなってしまうんですよねチュー

 

音楽や音の使い方は、

 

まさに芸術的とも幻想的とも表現したい気分で、

 

魅惑の体験を与えてくれるのです〜〜おねがい

 

 

 

この映画独特の不可思議な不気味さを求める衝動は、

 

デヴィッド・リンチ監督の初期作品のファンや、

 

テリー・ギリアム監督の初期作品のファンが求めるものと似ている感覚かもしれませんねぇ〜。

 

他では味わえないテイストですからね!

 

 

 

 

そして、もう一作品は、

 

『ノーカントリー』になりました。

 

これも厄介な映画で、

 

面白いかと問われれば、それほど面白い中身ではないのですが、

 

何やら役者達の蠢きが脳天に突き刺さるようで、

 

公開以来、毎年のように観てしまうのです〜〜ガーン

 

映画のバランスは素晴らしく、

 

この映画のテンポは、美しさも漂うくらいなのです〜キラキラ

 

(物語の中身は残酷そのものですがねガーン

 

 

 

 

この二作品は、

 

結局のところ、

 

今の私には理解できない映画なんですよねチュー

 

不可解とも思えるシーンが沢山あって、それらは私を無限に迷走させるのです〜うずまき

 

鑑賞するたびに、

 

今年こそはよい解釈を与えてくれるのではないかと期待して見るのですが、

 

やっぱり見事に裏切られてしまうんですよね〜〜チーン

 

それでも、

 

何とか食らいついてみたい気持ちにさせられる映画なんですね。

 

ここがとてつもない魅力となっているのですキラキラ

 

 

 

 

どちらも名作と呼ばれて評価の高い映画です。

 

その全貌を知り尽くして、丸々楽しみたいのですが、

 

まだまだ、

 

私の能力が及ばない表現が詰まっている映画なのです。

 

今年も、

 

勉強が足りずに、

 

太刀打ちできなかったシーンが残されてしまいました。

 

今は、

 

諦めきれない悔しさと、

 

まだまだもっと楽しめる喜びの心境で鑑賞を終えたところですねウインク

 

 

 

 

きっと、

 

来年も数々打ち寄せる波に混ざって、

 

このコーエン兄弟はやってくるでしょう。

 

今回の屈辱は、

 

それまでも宿題というわけですね照れ

 

余計な楽しみが、またひとつ増えましたねぇ〜爆  笑

 

 

 

 

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