先日の三日間の連休を使って、
長い間、
「やらねば」
と思っていたことを実行することが出来ました
それは、
日本語の勉強のようなものなのです〜。
日本語の美しさや楽しさを再確認することでもあり、
日本語の節回しの研究でもあり、
日本語の奥深さを知ることでもありました
そんな時間を過ごすために用意したものが、
「まんが日本昔ばなし」
のDVDなのです〜
実は、
この作品のレンタルがTSUTAYAにあることを、
2年前から知ってはいたのです。
がしかし、
見なくては見なくては、と思いながらも、
なかなか手が伸びずにいました
何しろ長い作品ですからねぇ〜。
(レンタルだけでも40作品以上が用意されています。)
観るならば最後まで観なくては気が済まない男なので、
それに費やす時間を考えて躊躇していたのです〜
でも、
出演者の市原悦子さん、常田富士男さんという名優の成した仕事
を思うと、
やはり、
今一度、
研究材料として、
この一連の作品に触れなくてはと決断したのです〜
そんな訳で、
この連休は、
随分と天気が良かったようですが・・・
私は、
ず〜〜っと部屋にこもって過ごしておりました〜
とりあえず1巻から20巻までをレンタルしたので、
それをひたすら鑑賞し続けていたのです〜〜。
現在、30代から40代の方で、
この「まんが日本昔ばなし」で育っていない方は一人もいないんじゃないかと思います〜。
市原さんと常田さんの声とは、
我々の世代にとっては母であり父でもあるのです。
まるで子守唄を思い出すように、
お二人の語りが懐かしく蘇ってくるのです。
そして今回、
じっくりとこの名作アニメーションを観続けて、
「なぜ、我々にとってそれほど懐かしいものなのか・・・」
という問いの答えを発見したように思います。
それは、
市原さんと常田さんが作り出した日本語の節回しにヒントがあったのです
基本的なの日本語の節回しをおさえながら、
時に、ユニークな節回しを創造して使用しています。
その独特さが、
子供や老人、時には、動物や日用品といったキャラクターの個性になって画面から飛び出してきますし、
日本の民話によくある野蛮なキャラクターの面白さにもなっています。
日本語の節回しの自由さが、
実にうまく表現されていたのです〜〜
型にハマっているようで、
そのほとんどが型破りで構成されていたんですねぇ〜〜
これは大きな発見でした。
それと同時に、
出演者お二人の力量には、
ただただ感嘆させられましたねぇ
このアニメ番組は、
絵の自由さも魅力ですが、音楽の幅広さも魅力の一つです。
とにかく、
子供にとって面白かろうと思うことは何でも試している感じです
今のアニメで、
ここまで気合の入ったチャレンジはないかと思いますね。
出演者の演技も、
それらに張り合っているような勢いや発想があり、
本当に見飽きることがない時間でした〜
こういった製作陣の努力が、
私たち視聴者の心に浸透し、
今でも強烈な記憶として脳裏に残っているんですね〜。
しかし、
市原悦子さんと常田富士男さんという俳優さんは、
とんでもない才能の持ち主ですねぇ〜。
毎話観終わるたびに、
ため息が出るんですからね〜〜
本当に尊敬しますね。
この3日間だけでも、
私の中にあった日本語節回しの表現についての概念は、
めちゃくちゃに掻き回された気がします〜
「やはり、日本語は面白いっ」
そんな希望が持てた連休でした。
残りの作品を観終わる時には、
一体どんな収穫があるのか・・・・
これは楽しみになってきましたねぇ〜〜
いっそ、全巻購入も考えてしまいますねぇ。
これは、とんでもない出費になりそうですが〜〜
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