日本ではなぜか全く話題にならない、全米ネットワークCBSで放送しているTVドラマ、[CSI:]シリーズ。
日本では角川ヘラルド(もと日本ヘラルド)が配給元になっていて、地上波ではテレビ東京系、BSではWOWOW、CSではAXNで放送しています。

オイラが始めてCSIに出会ったのは、もう3年くらい前かな、シリーズ第一作目でラスベガスが舞台の、"CSI"(Season1)、テレビ東京で(たしか)木曜日夜10時放送分でした。
謎解き、ヒューマン、恋愛、テーマ、社会性メッセージとすべてがそろった脚本に加えて、良い役者陣、そしてアルマゲドンなどで有名なブラッカイマー制作指揮などスタッフ陣も問題ないドラマ。
一番の魅力は、なんといってもアメリカの原題の深刻な陰の問題を取り扱っているところ。
幼児虐待、差別、政治的矛盾、貧富の差、マイノリティ問題(人種、セクシャリティなど)等など、アメリカ人が客観的にアメリカを見つめている点ですね。
このオリジナルのCSIはアメリカではシーズン5に突入するほど人気が高く、視聴率&シェアも常にトップクラスですし、舞台をマイアミにした、CSI:MaiamiやCSI:NYもシリーズ化されていて、CBSの看板番組になっています。
テレビ東京でも、CSI:Maimi(Season2)が平日月~木にお昼の12:30から放送中ですので、是非チェックしてくださいね。(残念ながら5/17から韓国ドラマが始まる。。。。いらねー、こんなの、おえぇ~!)

オイラは、やっぱりラスベガスが舞台のオリジナル版が一番好きですね。特に、シーズン1がお気に入りです。大好きなエピソードは耳の悪い学生の事件になったもの。ろうあ学校の校長とグリッソム主任(ウイリアムピーターセン)のやり取りが絶妙です。はっきり言って泣きました。「誰が普通で誰が異常なのか、人生にスタンダードなんてあるのか」など。本当にヒトは他人のことを理解しようとしているのか(理解できないにしても)。
アメリカのエンターテーメント系にいる天才的な台本を書く様な頭にいいヒトって、日本でもそうだけど、絶対政治家とかにはならないんですよね~。(これもある意味【社会的問題】だと思うのだけど。。。。)

ウイリアムピーターセンはオイラが大好きな役者です。


wp


何となくトムベレンジャーにつながる傾向がある。というのも、この役者は「目で演技ができる」ヒトなんですよね。映画「ヤングガン」でも目をくりくりさせて演技してましたね。(笑)
このドラマで主演に抜擢されたのは、役者人生の中で一番の転機であったことは間違いなく、完璧なあたり役ですね。
前述にもありますが、CSIが日本ではいまいち人気がないのが理解できなく、とても残念です。

みんな~、韓流ドラマなんて見てる場合じゃないですよー、60-70年代の日本映画やドラマを今の役者でパクっているだけじゃないですか~。パク、パク、パク。(怒)
そして、角川も配給して(お金徴収して)おわり、じゃなくて、もっとコンテンツプロバイダーと一緒にプロモーション活動をしてほしいな。
AXN、ある意味がんばれ~。WOWOWはサッカーに力入れるのは分かるけどさー、海外ドラマもねー。(でもWOWOWの購入海外ドラマはすべていい。はっきり言ってこの会社はセンスがいい。でも視聴料が高い。)

CSIについては語りだすときりがないので、取りあえず一発目はこのくらいで。