柴又と言えば、映画『男はつらいよ』で
有名な寅さんが柴又駅で迎えてくれる。

もう日が暮れて人影もなかったが
帝釈天は寅さんと並んで
柴又のシンボルと言っても
過言ではないだろう!
下町の暖かみ溢れる雰囲気…

何故だろう?
たまにしか来ない、この町が
とても懐かしく感じる。
焼き鳥屋で軽く食事を済ませ
帰り際に柴又駅の脇に
お地蔵さんを発見!
此処からが今回の発見!
少し怖い…
俺には、まるで泣いて様に見えるお地蔵さん
写真は撮ったが、とても載せる気になれない…
おりつ地蔵尊…
説明の看板を読んでみると…
【おりつの地蔵尊の由来 昭和七年当町で、肉親のために尊き生命を絶たれたとゆう悲惨事があった。是は或る貧困の家庭に五人の子供があり、その三女律子を他家へ養女として出したものの、五才の時故あって実家に戻されたが何故か両親は何の罪科もない律子を虐待し果ては実父がなぐり殺して、その死体を床下に埋めたが約一ケ年余の後に父親の胸に、頑是ない少女の浄(きよ)き魂がよみがへり、良心の呵責に堪えかねて、亀有警察署に自首した。同じ人の子と生まれながら肉親の慈愛にも恵まれず、反って憎しみの的となり責苦の果てはかなく世を去った律子を隣り近所の人々の同情は世の中の大なる声となり、涙と共に沸き出でて遂に有志相寄りおりつの地蔵尊を建立する事となった。これに詣でて吾子の無事を祈る人々に御利益が授けられた。これが現在のおりつ地蔵尊であります。合掌 有志一同 土地所有者 川甚 天宮一輝】
人情溢れる下町のイメージが…
ぶっ壊れる!!!
『父親の胸に、頑是ない少女の浄(きよ)き魂がよみがへり…』って
一体どんな事に成ったんだ…?
何だかとても心が痛んだ…

