勇気とは向き合うこと | ちはやぶる あらしふく 

勇気とは向き合うこと

あんまりにも読むものが無く
あんまりにも書くことが無かったので



実に三年ぶりに読んでみた
ブレイブ・ストーリー (角川文庫)/宮部 みゆき


を紹介



主人公三谷亘は小学5年生

ごく普通の生活を送っていたが

父から突然離婚を言い渡され
そのショックから母はガスで自殺未遂する



その過酷な運命を変えるために
幽霊ビルに現れた「要御扉」を通って
「旅人」として異世界、「幻界(ヴィジョン)」へと旅立つ



同じく「旅人」となった転校生、芦川美鶴も
心に深い闇を持っており
その凄惨な運命を変えるために「幻界」へ



亘は勇者「ワタル」として「幻界」を旅し
様々な出会い・戦い・別れを通して
強くなっていく



一方の「ミツル」も
魔道士として
圧倒的な力と圧倒的な憎しみで
突き進んでいくが・・・



果たして二人は運命を変えれるか!



・・・というお話



映画化をきっかけに読んでみたけど

例によって
やっぱり小説のほうが深~いので面白いかと・・・
なんたって宮部さんだもの



子供向きでプロデュ―スされがちですが
むしろ大人向きです
アダルトです
(別に変な意味じゃないよ!)



誰しもが抱える「弱さ」

それと向き合い
困難を乗り越えていくことを教えてくれる

そんな「勇気」の物語