人気作家の好奇心を刺激した書籍の数々、ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――。『読売新聞』日曜日掲載、読書面の大人気書評エッセイが、待望の書籍化。読書委員就任からの5年間で紹介した128冊を、著者初の新書で一挙公開!
宮部みゆきさんが読売新聞の書評欄に投稿した書評を128冊集めた新書です。
私が購入した理由は宮部さんを作家として好きだからがまず一番です。
それから他人がどんな本を読んでいるかにはとても興味があります。だからXは本垢を作っていて知らない方々の読書記録を拝見することを楽しみにしています。
自分だけの好みで本を選んでいると書店が減少している今の時代に絶対にアンテナに引っかかってこない本がたくさんあります。
せめて書店へ出向けば知らない本との出会いがある。しかしこれから書店が増えることはあまり望めないと思うのです。
そのため他人の読書記録は読書の幅を広げる足がかりとなります。
宮部さんは驚くほどに守備範囲が広くて、もちろんここにある以外の本もたくさん読んでいらっしゃるわけだからそう考えると驚いてしまいます。
私にはとても真似できない。
小説に関しては私も読んだことがあるものが割とありましたが、小説以外はそんな本があるのかと思うくらい知らない本が多い。小説読みの私はそれら全てを真似して読むことはとても叶わないのですが参考にさせていただいて購入したものもあります。
生物が地球にあふれているのはなぜか。一見のんびりした進化というプロセスの真の威力と意味を説くドーキンスの講義を、『知の逆転』の吉成氏の翻訳・インタビューと、満載の図版でお楽しみあれ。
例えばこの本です。
自分でもわかっているのですが、自分の人生圧倒的に勉強不足であってなぜ大人になってからもっと勉強しなかったのかと思う。
学生時代、自分はやらなくちゃならない勉強はしてきました、でもそれは与えられたものでしかない。本当に必要な事を勉強しそびれてしまったという悔恨がある。
これ以上ないくらい遅ればせながらなんですが、語学、数学、科学、社会科と義務教育で習うことは大人になってきちんと物事を考える上でどれも欠かせないものだと思っています。
だから忘れてしまったものはまた勉強すればいいじゃないかと思い気楽にいこうと思っています。
宮部さんの書評から自分でも読めそうなものを選んで読んでみようと思っています。
身をもって感じるんですが、大人なんていくらでも馬鹿のまんまなれちゃうんですよ。
だから今回の選挙みたいなことが起きる時代になってしまった。それは他人事でなくて自分事だと思っているので騙されない人間になる為に勉強をするのです。


