土地の形などで判断する風水を
『巒頭派風水』や『形勢派風水』といいます。
家を建てる土地の選び方に
大きな影響を与えるので
非常に大事な考え方だと思うのですが
その中で、道路の突き当たりや
Ｔ字路の正面には
家を建ててはいけないとあります。
中国から風水が伝わり
実践されている沖縄や、鹿児島では
Ｔ字路や三叉路などに
『石敢當（いしがんとう）』という
魔除けを置く風習があるそうです。
そこまでは、なるほど～って
感じだったのですが。
たまたま、うちの息子さんが
『ゲゲゲの鬼太郎』を見ていた時に
この石敢當が出てきたんですよ！
『辻神（つじがみ）』という魔物を
封じるために置かれているとなっていたので
気になっていろいろ調べました。
ついでに、『辻神』フィギュアを
わざわざ購入してみました♪
風水では、凶のエネルギーを持つ殺気は
まっすぐ、直線的に飛んでくると説明します。
そして、この辻神という魔物もまた
道を直進する性質があるので
突き当たりの家に、直接侵入し
災禍をもたらす･･･と考えるようです。
殺気＝辻神と考えてよさそうですよね。
辻神という存在が伝わっているのが、
日本の九州、中国地方なので
なんとなく風水の考え方が
形を変えて伝わっていったような気がします。
殺気の強い土地に家を建てるのを避ける
という話を、分かりやすく説明するために
辻神という魔物が作り出されたのかな～とか
想像してみたりもし。
･･･ということは、辻（交差点）にある
他の道祖神も、石敢當と同じかな～と
いろいろ調べ始めたのですが。
これはこれで、新たな謎を掘り出し
かなり面白い話のネタが見つかりました♡
道祖神の話は機会を改めますが、
沖縄や九州の石敢當も、
いずれ実際に見に行きたいと思っています。
沖縄や鹿児島の方はぜひ
ご近所に石敢當がないか、探してみてください！
そして、一番大事なことは･･･
◎Ｔ字路の突き当たり
◎交差点の角地
◎長い直線道路の突き当たり
･･･などにある家は
辻神が飛び込んでくる（殺気が強い）ので
購入する場合などは注意しましょう。
