昔の私は、なにかモヤっとしても「まあいっか」で流してた。
デザインしていて「この文字、ちょっと浮いてるかも」とか、
「なんかバランス悪いかも」と思っても、理由がわからずそのまま提出してた。
とにかく「早く完成させること」が最優先だったから。
でも、あとから見返して「うわ、ここ直せばよかった…」って思うことが増えてきて。
それってたぶん、自分の中に「違和感をキャッチする感覚」が育ってきたってことなんだよね。
“なんか変だな”をスルーできなくなって、
そのたびに「ちゃんと気づけるようになったんだな」って思えるようになった。
正直、気づいてもすぐ直せるとは限らない。
どう直せばいいかわからないこともあるし、まだ自分の技術が追いつかないときもある。
でも、“気づける自分”になったことが、まず一歩。
その違和感にちゃんと向き合えるようになったのが、成長なんだと思う。
いま、昔より時間がかかるようになったけど、
そのぶん、納得できる仕上がりに近づけている気がする。
「これでいいかな」じゃなくて、「これがいい！」と思えるまで向き合える自分でいたい。
違和感に気づくことは、きっと成長の証。
そしてそれは、これからもっと良くなれるっていう“伸びしろのサイン”なんだと思う。
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