お向かいの大学生はアクティブだ。毎日、家を出たり入ったり。
その若者、ここ数週間、よく咳き込んでいた。
「大丈夫?」って聞くと、「ブースター打ってるから平気、平気!」と咳をしながら外出。まあ、今時の若者だよね〜。
あれだけ咳してたら感染しちゃうかも?って内心思っていたが、他人には何も強制出来ないし、まあ、お隣は彼の家族一軒しかないので、自分が気をつけておけばいいや!と、エレベーター利用した時には顔と手を必ず洗って消毒もした。
だが、危惧した通り、うつってしまった。
私じゃなくて、夫に、、、、、。
あれだけ、お隣の若者の咳が酷いから、
「エレベーターの中でもマスクしろ」
「帰宅したら直ちに脱衣しろ」
「その後、手と顔を洗浄・消毒、もしくは、そのままシャワー」
って、念を押していたにも関わらず、、
昨日、出社前に「喉がイガイガする」と言い放った。
私の第一反応「ちっ」。
仕方ないので、玄関先で直ちにARTテスト
最近、すっかりご無沙汰だったので埃をかぶってたテストキット。反応はネガティブ。よっしゃー!
ついでに熱も測って、こちらは36.5度。よっしゃー!
頭痛なし、喉は違和感だけで痛くない、、、って事で、避けられないミーティングがあるから!と出社した。
で、昨晩、帰宅した彼。声が出ない。そして、大量の鼻水。が、熱なし、頭痛なし。ただし、喉になんかきてる、、、と言い、葛根湯を飲んで寝た。
一応、私は大事をとってゲストルームへ移動。で、夜中2時ごろ目が覚めた。夫の咳が別室まで聞こえてきたからだ。あまりにも彼の咳が酷いので主寝室へ行ってみると、鼻水かみながら、咳き込む夫の姿。
「大丈夫、、、じゃないよね〜」と声をかけるもお返事は咳。あまりにも咳が出て寝られないと言う。
咳が止まらないと寝られない → 寝られないと症状が悪化する → 私にうつる、、、私、寝込むと長いのよ。だから、絶対に阻止よ阻止。
夫には寝ていただき身体を休めていただかないと困る。で、何かお薬を、、、と思い、またまた埃を被っている薬箱が入っているキャビネットを開けた。
だが、私も夫も、売薬なら日頃からパナドール(パラセタモル)くらいしか服用しない。なので「咳止め」という薬自体が家にはない、、、。あとは、痛み止め、痒み止め、有効期限切れの胃薬。午前2時にキャビネットを漁っても目ぼしい薬は見当たらない。夫の咳はどんどん酷くなる。焦った。
で、ふと冷蔵庫の中にも薬を入れているのを思い出した。数年前、中東で「regional flu(その地域のインフルエンザ)」というのに感染した。その時の医者が「これは抗生物質も何も効かないんだ。体力勝負だよ。」と言って、酷い咳の症状を緩和するシロップを処方してくれた。それを持ち帰って、そのまま冷蔵庫に入れて忘れてた。
これざんす。
絶対有効期限切れてるんだけど、、、、
「まあ、いいか」(夫と言えど他人事)とコップに水を入れ数滴垂らす。
で、寝室へ持って行って:
「有効期限切れの咳止めだけど飲んでみる?」と聞くと、「是」の答え。
一気に飲み干したのを見届け、「じゃあ、幸運を祈る!おやすみ!」と、とっとと退散した。
因みに上のシロップ、見事効き目がありまして、彼は今朝8時まで咳もせず寝てました。(よっしゃ!)
もちろん、起き上がったら直ちに咳は再開。今朝は、夫には速攻で近くのクリニックへ行っていただきました。
なんだかんだと昨夜は疲れたので、その後、私は久々にお昼寝を貪ったのでした。