「色々話したい事があるから、会えないかなあ」


「じゃあ、この日に迎えに行くね」


「りょーかい(^_-)-☆」





彼女に会う支度をして、彼女からの連絡を待ち





あの日、私が会ったのは



棺の中で横たわる



穏やかな顔をした彼女でした




自らの意志で自らの命を終わらしてしまった事、怒るつもりで会いに行ったのに


顔を見たら、怒れなくなっちゃったよ…





会おうって言ったじゃん


死んじゃったら話が出来ないじゃん


会う約束してからずっと、話を聞いてあげるつもりで過ごしてたのに


久し振りに会う事、楽しみにだってしてたのに


死んじゃったら、何もしてあげれないじゃん




大切な友達だったのに


学生の頃からずっと一緒にいて、辛い時はいつもそばにいてくれたのに


私の事、たくさん励ましてくれて叱ってくれて・・・




でも、私は彼女が一番辛い時に



何もしてあげれなかった






友達だったのに…









ごめんね





話を聞いてあげれなくて、ごめんね