ご紹介するのは、酒さに対して『シルファームX』（マイクロニードルRF）を行った50代女性の症例です
酒さは、主に中年以降の女性に多い慢性炎症性疾患です。初期は、鼻先、頬、眉間、顎を中心に赤みが現れますが、進行すると毛細血管の拡張や脂漏(皮脂の過剰分泌)、ほてりなども伴うようになります。特に赤みは長時間繰り返し現れるようになります
現在、一般的な治療法に保険適用の「ロゼックスゲル」という塗り薬があり、こちらの患者様も1年近く使用していましたが、このように赤みが消え切らず当院に来院されました
そこで今回は、『シルファームX』の酒さモードで照射しました。シルファームXは、微細な針を皮膚に刺し、その針先から高周波(RF)を流すことで真皮層に直接熱刺激を与える「マイクロニードルRF治療」です
酒さの原因となる真皮層の不要な毛細血管を破壊するとともに、基底膜と真皮の健常化を図ります
1ヶ月に1回の頻度で、計8回施術を行いました
『シルファームX』(赤ら顔・酒さ治療)
初回トライアル￥44,000
通常￥55,000×2回
5回セット￥220,000 顔全体に全8回 合計374,000 ※税込
こちらが8回終了後の写真です。
左：施術前 右：施術後
メイクを厚塗りにする必要がなくなった
と大変喜んでいただきました
また、シルファームXには、真皮のコラーゲンを増生して、お肌にハリをもたらし、毛穴の開き、キメの乱れなども改善する効果があります
8回行っている今回はその効果が顕著で、肌質自体が滑らかになったことにも驚かれていました
re-Beauの（ヘモグロビン（赤）の濃度）モードの比較もご覧ください。改善しているのが一目瞭然です
左：施術前 右：施術後
酒さや赤ら顔はなかなか治療が難しい疾患です
紫外線、飲酒、入浴、温熱刺激、擦れ、肌の負担になる化粧品の使用などの悪化因子を避けるのが大前提ですが、美容医療を行う場合は『フォトフェイシャルM22』や『ジェネシス』『Vビーム』などの照射を行って赤みをコントロールします。
さらに、あと少し消え切らない赤みにお悩みの方には『シルファームX』の併用をおすすめします
ご参考になさってくださいね
【症例写真掲載施術】 『シルファームX』
【価格】 全て、税込み表示です。
【リスク・副作用】ニードルセラピーには点状出血・腫れ・紅斑などのリスクがあります。いずれも半日から数日で自然に消えていきます。非常に稀ではありますが導入薬へのアレルギーなどの副反応が生じた場合は、皮膚科専門医が適切に対処いたしますので、速やかにご受診ください。
初版第3刷 重版決定
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