2019.11.10 第32回いびがわマラソンに参加してきました。
とは言え今回は医療スタッフ(自転車AED隊)としての参加です。イベントでのボランティア活動は初めてなのでワクワクしますね。
コースはこんな感じの折り返しコースで、僕の受け持ちエリアはフルマラソンの3.2〜8.5、33.5〜39.5km区間およびハーフマラソンの3.2〜18.5km区間となります。さらにその中でも役割分担があり、僕はハーフの最後尾選手の後ろに付き添う仕事を任されました。このため通常はエリア内を巡回しますが、ハーフの最後尾選手がエリア内にいる間はその選手の近くに居ないといけません。
普段は必死で走っているのであまり周りの人を見る余裕はありませんが、今回は最後尾周辺で色々な人と出会う事が出来ました
。あっさりと体調が悪いと言ってリタイアする人。最初の数kmだけ走って、後はタイムアウトになるまで歩き続ける人。走っては歩いてを繰り返しながら何とかリタイアしないように進み続ける人。そのリタイアした人も歩いている人も決してふざけて大会に参加している訳ではなく、それぞれが真剣にマラソンに取り組んでいるのが分かりました。このため制限時間が過ぎて、ゼッケンを外す様に伝えるのは正直辛かった
。


その他にも医療スタッフとして、気分不快の為に嘔吐している人を介護したり、脚が攣った人にマッサージをしたり、脱水の人に水分を提供したり、へたり込んでいる人に話し掛けたりしていましたが、幸い今回の大会では重病人は出ませんでした。良かった
。

最後はフルの最後尾選手と一緒にゴール地点まで撤収しましたが、ここでもドラマがあります。脚を引きづりながら走り続ける人、ギリギリの完走に向けてもがき続ける人、間に合わないと分かっていても走り続ける人、諦めて回収バスに乗る人・・・。でもやっぱりみんな必死で頑張って走ってるんです
。

そんなこんなでタイムアップをゴール地点で迎えました。
、ありがとうございました。
自転車AED隊ではロードバイクは不可なので、MTBで参加。
最後に大会のスペシャルアドバイザーの高橋尚子さんと記念撮影して頂きました
。
Qちゃんスマイル、眩しかった

今回もヘルメットはMETのRIVALE。この写真を見ても、蛍光色は目立つので救護スタッフとしてはOKでしょう🤗。
最後に、今回初めてサポートする側(医療スタッフ)を経験しましたが、とても楽しかった。当たり前の事ですが、マラソンや自転車レースでは速い人だけが主役では無い。速い人も遅い人も日々努力していて、それぞれが目標を立ててそれに向かって真剣に一生懸命に頑張って走っています。今回はその事を改めて実感することが出来て、競技スポーツの新たな魅力を見つける事が出来ました。みんながそれぞれの目標とドラマを持っているんだなぁ
。

という訳で、来年も頑張っていきますよ〜
。

機材
FRAME : TREK Marlin
HELMET : MET RIVALE HES (supported by InterMax)