先日栄養療法でいらっしゃった患者さん。
とある自己免疫性の疾患があり、長くその症状と付き合われています。
すっごく明るくて朗らかな方です。
血液検査してみたところ、
めっちゃデータ悪い!!!
だいぶ悪い!!!!
思ってたよりえらい値!!!!!
でも、ご本人、お仕事して、子育てして、ジム通いして自主的に運動もされてるんです。
そして何より朗らかでニコニコ
何なら、こちらから見ると辛そうなその症状すら、丸っと受け止めていらっしゃって。
肩凝りもあるし…で、鍼灸も受けられることになり。
鍼灸師さん曰く、
申し送りや問診で、「うわっ、悪そう〜」と思って脈を取ったら、あら?けっこう元気!?、と。
不思議なお身体。
自己免疫性疾患の症状やデータの悪さから想定されるのは
しんどい
動くのが億劫
悲観的
腎虚でスッカスカ
みたいなイメージなのに、お人柄や行動力はアクティブ&ポジティブ。
鍼灸師さんとあーだこーだ考えた結果、
・めっちゃくちゃポテンシャルの高い(特にメンタルが強い)方なのでは?
・栄養療法的に改善の伸び代だらけなので、そっちを良くすることで自己免疫疾患の症状が軽くなることを期待しよう!
・その症状とは関係ないけど、筋肉の使い方は良くなさそうだから、そこも改善してもらおう!
・栄養が足りたら、どんな凄い方になるのかめっちゃ楽しみ!!
ということになりました。
こういった症例に出会うと、このお人柄を身につける(?)ことって、栄養療法も鍼灸も叶わないすっごいことなのでは?と感じます。
今日はちょうど、他院見学に伺って男性更年期のことを教えていただき、元々がポジティブな性格の方はよく効く、というお話も伺い、共通する話かなと。
生まれ持たれた気質に加え、周りの人や環境、経験、色んなものありきだとは思いますが、子どもの頃の経験は大きい気がします。
そっちの専門家ではないので、大それたことは言えませんが、やりたいことや感じ方の舵を自分で取る生き方と言いますか。
上手く言語化しにくいのですが、今日はそういうことを考える日でした。