前回の「東京駅」に関連した話です。

東京駅の設計者である辰野金吾氏が

設計を担当した建物のひとつに

「日本銀行小樽支店」(1912~2002年)

があります。

2003年からは日本銀行の広報施設

「日本銀行旧小樽支店金融資料館」

となっています。

私の実家と同じ町内にあるので

子どものころから親しみのある

建物です。

金融資料館は無料で見学できます。

 

昨年11月撮影

 

こちらはWikipediaからの引用

 

往時にはこの支店の周辺に

多くの銀行が存在して

銀行街となっていました。

近いうちにそれに関した話題

「北のウォール街」を取り上げます。

前回、第2次世界大戦で英軍空挺部隊が

使用した折りたたみ式バイクの模型を

紹介しました。

1/35スケール模型の英軍空挺部隊の

兵器と装備品のボックスアート(BA)を

お見せしましたが、この中のある物に

注目してみました(赤い印)。

 

 

それは「PIAT」(ピアット)と呼ばれる

対戦車擲弾(てきだん)発射器です。

バネの力を利用して対戦車用の成形

炸薬弾などを発射するものでした。

 

1/35スケールの英軍空挺部隊の古い

キット(メーカー廃業)でも発射姿勢の

兵士のフィギュアが入っていました。

 

 

近年のキットにも入っています。

BAは1944年9月のマーケット・ガーデン

作戦の舞台となったアルンヘム橋での

英軍第1空挺師団の隊員の姿です。

Red Devils はこの隊の愛称です。

 

 

この作戦を描いた映画「遠すぎた橋」

(1977年)でもドイツ軍戦車などに向けて

発射するシーンがありました。

 

本題はここからです。

この「PIAT」がある物に似ているのです。

コーキング作業(気密性や防水性のために

隙間を埋めること)の際に使う

「コーキング剤」(パテなど)と

「コーキングガン」を組み合わせた姿に

似ているのです。

 

コーキングガンを上から見たところ

コーキング剤をセットしたところ

 

英軍空挺部隊ごっこをするとき(?)

には重宝するかも知れませんね。

前回、ホンダのモンキーやモトコンポを

取り上げてみました。

折りたたみ式のバイクとして車に積んで

運べて、キャンプ場などの目的地で

走ることができました。

 

ミリタリーの世界でも同様な趣旨で

使用された折りたたみ式のバイクが

あり、英軍の空挺部隊が第2次世界

大戦で使用した「ウェルバイク」が

その代表です。

 

1/35スケール模型のウェルバイク

折りたたんだ状態

重量は31.5kgで、円筒形のコンテナに

収容して輸送機から投下します。

コンテナから取り出し組み立てます。

単気筒98cc 2サイクル 空冷エンジンで

走行します。

 

1944年の「D-デイ」や「マーケット・ガー

デン作戦」などで使用されました。

戦後は米国に売却されて民間用

としても使われたそうです。

モンキーやモトコンポの先祖に

あたると言えますし

軍事から民間に転用ですので

GPSやインターネットとも似ています。