2024年が明けました。
しかし、早々に大惨事のニュースが飛び込んできて、波乱の幕開けとなりましたので、素直に「おめでとうございます」とは言い難い状況ですね。
そこで新年の初稿については、例年なら初詣のめでたい様子をお届けするのですが、少し見方を変え、辰年に因んで初詣での絵馬や紙媒体に描かれている「龍」に焦点を当てて、紹介しようと思います。
まずは、恒例の北野天満宮への初詣です。
楼門には龍の大絵馬が掲げられていました。
次は上賀茂神社への初詣の様子です。
拝殿の両脇には龍の額が掲げられており、浜田泰介画の大絵馬とありました。
他に参詣した神社の龍の大絵馬を挙げます。
平野神社
今宮神社
護王神社:稲光とともに現れた迫力ある青龍が描かれており、暗雲を取り払う龍の力強さを感じて欲しいとのこと。
神社の絵馬に続いて、紙媒体の龍の絵です。
この二つは、元旦の新聞での新年の挨拶文に掲載されていた龍の絵で、ちょっとユーモラスな感じがホッコリします。
新聞紙面下に掲載されていたある企業の新年の挨拶広告で、「飛竜乗雲」という四字熟語が新鮮です。
最後は絵葉書コレクションの中から、龍の絵の入った格言(安川眞慈作)の一枚です。
「昇運開運」と「龍」を掛けて、「昇龍(のぼりりゅう)」という格言を締めにしようと思います。
天に向かって上昇する龍の姿のことで、物事や運気が良い方向へ進んでいくように、との願いを込めています。
皆様にとって、健やかで幸多き年になりますように!