サインする画像

 

 

 

 

12月。

何だか慌ただしく、寒さが本格化して、さらにばたばたしてしまう季節。

 

そんな季節に、私たち夫婦は婚姻届を役所に提出したのですが、このばたばたする時期に、2回役所に行くことになった。

なぜなら、住民票に旧姓併記の申請をしたから。

 

 

【入籍したらどちらの名字にする?】

最近では結婚して名字が変わっても、職場では旧姓を使えるようになっているところも多いですね。

でも、戸籍上はどちらかの名字で統一するのが、今の日本の現状。

私たち夫婦が籍を入れることを考え出したとき、どちらの名字にするかすぐには決まりませんでした。

 

「名字なんてどっちでもいいじゃん」って言う人もいるけど、人それぞれだからね。

 

私の言い分としては、元々の名字に思い入れがあったし、学会発表とか論文発表もその名字でやってきた。

その名字が手元からなくなるのが、すんなり納得できなかったんです。

 

 

【学会発表でよく見る名字の表記】

学会とか海外の論文雑誌でよく見るのが、現在の名字と旧姓を並べた表記。

Lisa Smith-Fordみたいな感じ。

最近は、国内でもこんな表記は見かけます。

 

ちなみに、名字を変えるのは女性が多いけど、ある学会で、男性発表者がこのスタイルで名前を記載しているのを見たことがあります。

山田(佐藤)太郎、といった感じ。

 

 

【旧姓(旧氏)併記とは】

冒頭で挙げた、旧姓(旧氏)併記とは、旧姓を住民票やマイナンバーカードに併記できる、2019年11月からスタートした制度。

 

 

 

 

住民票やマイナンバーカードに旧姓を記載できるということは、免許証や保険証にも旧姓が併記されるということなんです。

そう、学会発表などでよく見る、名字の表記がされるということ。

 

 

【婚姻届と旧姓併記の手続きの盲点】

私たちは、私が名字を変えるかたちで婚姻届を提出しました。

そのときの状況で、その方が自然だったから。

いろいろな証明書に旧姓併記ができることも、それを後押ししたと思う。

 

ただ、役所に2回行くことになるとは思っていなかった。

 

私たちは、籍を入れるにあたり、新しい戸籍を申請したんです(実家の戸籍ではなく)。

すると、その戸籍の登録に1週間くらいかかる

そして、旧姓併記の手続きはその戸籍ができてからということで、1週間後くらいにもう一度役所に行かなければならなかったのです。。。

この辺が、インターネット調べても書いてなかったので、注意です。

 

 

サインする画像

 

 

【旧姓併記してよかった】

というわけで、私の免許証や保険証には新しい名字と旧姓が並べて書いてあります。

私としては、これを申請してよかった。

 

名字が変わるときの気持ちの変化がゆるやかになったというか。

何かあったときでも、旧姓がそこにあるという安心感。

 

日本では夫婦別姓に対して頑ななところがある。

でも、旧姓併記が代替策だったとしても、私はこれを利用してよかったです。