先日た来られた患者さんは20年前から顎関節症でお悩みで、いろんな歯科をめぐり、7年前から「スプリントを入れ咬合を上げて下顎を正しい位置に安定させてから奥歯を被せ直す治療」続けているそうです。(そこもからだの歪みも診てくれるそうです)
しかしその位置が決まらず、長年スプリントを調整したり作り直したりしているそうです。
常時上下別々のスプリントを入れておかないといけないらしく、食べる時は噛む用のスプリントを入れて食べ無いといけないそうです。
でも大きなスプリントを入れては気持ち悪くてなかなか眠れないし食べる用のを入れてもしっかり噛めず咀嚼出来ないので消化吸収が悪く瘦せてフラフラ状態でした。
患者さんの希望を聞くと「自分の歯で食べたい」との事なのでスプリントを外し自分の歯で咬んでもらった時の邪魔な当たりを2箇所ほど調整し下顎の左右前後の動きをよくするために3箇所調整しました。(調整には研磨用のバーを使います、おそらく数ミクロンの調整でしょう)
そうすると自分の奥歯でしっかり噛めるようになり、顎もスムーズに開けれるようになり、上がりにくかった腕も上げやすくなり、体の体幹も整って重心も安定して来ました。
もちろんこれから身体の調整や詰め物の交換、生活習慣の指導などしていきますが、長期のゴールの見えない治療はしんどいですよね^_−☆
帰る時「明日家族でバーベキューなんです〜❗️これで食べれますね)^o^(」
と喜んで帰っていかれました、ただ今まで食べれなかったので食べ過ぎなければいいと思いました(^^;)
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