令和5年度第4回福岡市勤務医会学術講演会にて講演をさせていただくため、福岡に行っておりました。
 
まずは、講演会場近くの警固神社を参拝し、ご縁に感謝しました。

 

 

というのも、今から12年前、第26回日本産業衛生学会九州地方会産業医部会会長として講演をご依頼くださった田中雅人先生(福岡市東区保健福祉センター保健所長)が、このたびの学術講演会でも座長を務められ、お招きくださったのです!

 

12年ぶりの再会はとても懐かしく、また貴重な機会をいただけて光栄でした!

 

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さて、このたびの講演タイトルは「公衆衛生の緊急事態に勤務医が知っておきたいリスクコミュニケーション」でした。

 

COVID-19流行下での私の活動内容について自己紹介した後、主に

1)危機下の特徴、
2)公衆衛生の緊急事態におけるリスクコミュニケーションの国内外の動向、
3)WHOと米国CDCの定義、理論、原則、
4)リスク認知、
5)リスク説明、

についてお話させていただきました。

 

質疑応答やその後の懇親会で、皆様が、COVID-19の流行下での医師としてのご経験をお話くださるとともに、

  • 公衆衛生の緊急事態に適したリスクコミュニケーションの体制の重要性
  • リスクコミュニケーションとクライシスコミュニケーションの違い
  • 専門家(医師)と一般市民とのリスク認知の違い
等についてのご質問やご感想をいただき、とても嬉しかったです!
 
本講演会の引用著書は以下の2冊です。
よろしければ、ご一読くださいませ。