新刊著書『公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション』(医学書院)が発売開始したことを記念して、概要の説明をしています(前回までの概要説明 → Part1、Part2、Part3)。
今日は、Part4『リスクを説明する方法と合理的な判断への導き』について、です。
リスク情報を伝えるときには、「高度で専門的な情報を、いかに一般の市民が理解できるようにわかりやすく説明するか」がまず問われます。
そしてその情報に基づいた意思決定を促す際、「ある選択を市民に強いるのではなく、あくまで本人の自由意思を尊重しつつも、合理的な意思決定ができるように方向づけるためにはどうしたらよいのか」が、次に問われることになります。
Part4では、これをスムーズに遂行する方法について解説しています。
専門知識がなくても理解できるような説明の仕方をマスターし、市民が合理的な判断ができるようにそっと力添えするような伝え方ができるようになりましょう!
ところで、早速、本書を読んでくださった方が、twitter で感想を書いてくださっているのを発見!
前著執筆後の2年間、現場のニーズをとにかく聞いて、「現場のお困りごと」に応えられる、より実践的な内容にするように心がけたので、とても嬉しいです♪
目次は、こんな感じです。
ご興味のある方は、ぜひご購読くださいませ!