一昨日は、「英国のヘルスリテラシー向上の戦略」についての少人数制サロン型セミナー、「エビーナサロン」でした。
TVや新聞社といったメディア、大企業、大学等、多職種の専門家の皆様が、関西圏だけでなく、東京や愛知、広島や愛媛まで、全国からお集りくださり、楽しかったです!
私のキャリア・ストーリーが、
笑いを初めて医療現場に導入したアメリカ人医師、パッチ・アダムスとの出逢いと文通からの学び、パッチの翻訳本の出版
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ヘルスプロモーション政策「健康日本21」の下案を作成した国立医療病院管理研究所医療政策研究部での仕事
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官公庁のヘルスコミュニケーションを駆使した健康政策づくりのコンサルティングや保健医療専門職への教育等、ヘルスリテラシーを効果的に高めるヘルスコミュニケーションの歩みとも言え、
WHO(世界保健機関)で、ヘルスコミュニケーションやヘルスリテラシーの定義をされたドン・ナットビーム博士と約18年くらいの恩師と友人の中間くらいの関係を築かせていただいているのを始め、世界のヘルスコミュニケーションの専門家とも仲良くさせていただき、
「そのとき、ヘルスコミュニケーションの歴史が動いた」
という場面にも遭遇しているので、
教科書に書かれているようなノウハウ的な内容だけでなく、大河ドラマ的なストーリーもお話させていただきました。
少人数制のサロンなので、気軽にご発言いただけ、
皆様の状況をどんどん伺っているうちに、
さいごは、私も座って、公開お悩み相談室的な感じに。
ランチ懇親会では、場所(有形文化財)やお料理を気に入っていただけ、午後のサロンの最高のネタになる出来事も起こり(笑)、よかったです!
同じ志や関心を持つ人々をお迎えし、ゆっくり有意義な時間をともにできるサロンは、本当に楽しくて、大好きです!
皆様、お越しくださり、ありがとうございました!!
【参考文献】
ヘルスコミュニケーションの「サイエンス」の部分がわかる本。効果を出す取り組みをするために、必ず読んでいただきたいです。
ヘルスコミュニケーションの「アート」な部分がわかる本。「なんのために、この仕事をやっているのだろう」と迷いを感じている保健医療従事者にも、読んでいただきたいです。
■「心からのお見舞い 」
医療現場に初めて笑いを導入したアメリカ人医師、パッチ・アダムス氏の、往診術やお見舞い術を、翻訳して紹介しています。